漫画『ヴァンパイア騎士memories』(作者:樋野まつり)が、本日5日発売の連載誌『LaLaDX』9月号にて最終回を迎えた。2016年6月の連載スタートから9年の歴史に幕を下ろした。
コミックス最終11巻は特装版ボイス付きで12月5日発売予定となっている。

 同作は、2005年に連載がスタートした『ヴァンパイア騎士』完結後、ファンの切望のもとで始まった続編で、優姫、枢、零…人と吸血鬼の運命に翻弄された3人の物語。人間として蘇生した枢に、優姫の娘・愛と恋が千年の眠りの間の出来事を語り、紡がれていく幾千もの想いに枢は新しい一歩を踏み出す…というストーリー。

 最終回は理事長が遺したアルバムを開き、紡がれた祈りや想いに触れた枢。君に会いたい――。身を裂くような渇望は、彼女が望んだ「人間としての幸福」を裏切っている。引きちぎるように手放そうとした想いは、けれど胸の内を焼き続け、やがて枢に一つの選択をさせた。「……もうやめだ」。

 また、シリーズ完結記念を記念して、「ヴァンパイア騎士原画展~樋野まつり 画業30年の軌跡~」が開催されることが決定。会期:2025年11月21日(金)~12月7日(日)、会場:西武渋谷店 A館7階=催事場となっている。
編集部おすすめ