グローバルグループ・NCT DREAMが9日、10日の2日間にわたって、東京ドームで開催された、韓国の大手芸能事務所・SM ENTERTAINMENT所属アーティストが集結するライブイベント『SMTOWN LIVE 2025 in TOKYO』に出演。ORICON NEWSでは、初日(9日)公演の模様をレポートする。


 NCT DREAMは純白の衣装に身を包み、ステージへ登場。アップで抜かれるたびに歓声が会場を包み込む。「CHILLER」では、ジャンルレスな雰囲気をまとい、観客を一気にNCT DREAMワールドへと引き込んだ。

 MCに入ると、空気は一転。ロンジュンは美しいアカペラを響かせ、ジェミンは「お姫様と王子様、こんにちは!ジェミンです!ではなく、みなさんのうさぎちゃんと猫ちゃんです!」と、とびきりキュートなあいさつでファンの心を鷲づかみに。メンバーの豊かな個性が次々と輝いていた。

 また、イベント前のフォト&トークセッションにはジェミンが代表して登壇。ステージで大事にしていることを問われると、「“天才的な魅力”ってほめてくださってありがとうございます」とMCへの感謝を述べたうえで、「衣装を始め、ビジュアルやダンスやいろんなことがありますが、僕が一番大事にしているのは、ファンの皆さんとの共感だと思います」と回答した。

 この言葉に東方神起・ユンホも拍手。さらにジェミンは「ステージを楽しむだけじゃなくて、ファンの皆さんの雰囲気を感じながらパフォーマンスするのが、僕にとってもファンの皆さんにとってもいい思い出になると思うからです!」と満開の笑顔で語った。

 公演2曲目「Moonlight」では、ステージの端から端まで駆け抜ける姿を見せ、観客を再び熱狂の渦へ。ジェミンの言葉通り、ファンとの共感が生み出す一体感が、確かな形となって刻まれた。


 『SMTOWN LIVE』は日本公演15年目となり、東京ドームでの開催は23回目(10日を含む)、日本公演通算36回目(10日を含む)。今回は、KANGTA、東方神起、SUPER JUNIOR、HYOYEON、EXO、SHINee、ZHOUMI(SUPER JUNIOR-M)、Red Velvet、NCT127、NCT DREAM、WayV、aespa、RIIZE、NCT WISH、Hearts2Hearts、XngHan&Xoulが出演し、計16組65人が集結した。約4時間30分にわたって、計51曲を披露した。2日間で計9万5000人の観客を熱狂させた。
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