アニメ『ちびまる子ちゃん』が、東京都の令和7年度カスタマー・ハラスメント防止対策に関する普及啓発事業のキャンペーンキャラクターに起用されることが決定した。ポスターやリーフレットの他、カスタマー・ハラスメントについて学べる動画を通して、カスハラのない社会の実現に貢献していく。また、オリジナルキャラクター思いやり先生(声:石田彰)の動画が公開された。

 「カスタマーハラスメント(カスハラ)」とは、顧客等から就業者に対する著しい迷惑行為であり、就業環境を害するもの。東京都では、2025年4月に「東京都カスタマー・ハラスメント防止条例」が施行され、顧客等と働く全ての人が対等な立場に立って、お互いに尊重し合う公正で持続可能な社会を目指している。

 今回、カスタマー・ハラスメント防止対策に関する普及啓発を『ちびまる子ちゃん』がお手伝いし、オリジナルキャラクターとして、カスハラのない社会を目指しているカスハラの専門家「思いやり先生」(声:石田彰)も登場。

 カスハラについてわかりやすく伝えるための様々なコンテンツのほか、東京都における各種取組などに関する情報を発信しているWebサイト「TOKYOノーカスハラ支援ナビ」が、『ちびまる子ちゃん』仕様にリニューアルされた。

 同Webサイト内では、まる子や思いやり先生が登場するポスターやリーフレットの配布も行っており、幅広い世代に“思いやり”の大切さを伝えることを目的とした啓発素材は、店頭や公共施設、学校など、さまざまな場所で掲示・配布。本日12日より、まる子と思いやり先生がカスハラについて紹介する動画を順次公開し、今後もカスハラについて学べる動画を順次公開予定となっている。

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