公演は、3rdミニアルバム『bomb』のタイトル曲「Billyeoon Goyangi (Do the Dance)」、続く「Tick-Tack」で幕開け。「ILLITとGLLIT(ILLITのファンダム名)だけで過ごす『GLITTER DAY』にようこそ!」と挨拶し、日本1stシングル「時よ止まれ」収録曲「Topping」を初披露した。「Lucky Girl Syndrome」や、デビュー曲「Magnetic」、TWICE「What is Love?」のカバー、「jellyous」なども披露した。
ハイライトは「Topping」のステージ。作詞・作曲に参加したシンガーソングライターの乃紫がサプライズ登場し、「全方向美少女」を披露後、「Topping」でILLITとコラボパフォーマンスを行った。同曲は初デートの多彩な感情と特別感を描いたポップソングで、「Top Top Topping My feelings」のフレーズが印象的だ。
日本公演ならではの企画として、メンバーがそれぞれJ-POPのカバーを披露。10日はYUNAHが「君はロックを聴かない」(あいみょん)、WONHEEが「桃色片想い」(松浦亜弥)、IROHAが「DANCE WITH ME NOW!」(E-girls)。11日はMINJUが「GLAMOROUS SKY」(中島美嘉)、MOKAが「Darling」(西野カナ)を歌唱した。
アンコールでは、日本オリジナル曲「Almond Chocolate」(SEKAI NO OWARI・Nakajin提供)を披露。「I'll Like you」ではファンとパートを分け合い歌い、涙を浮かべながら感謝を伝えた。2日間で計約2万人を動員し、日本での特別な時間を共有した。
ILLITは最後に「2日間本当に幸せでした。日本で初めての単独公演、忘れられない思い出とキラキラした光景をプレゼントしてくださって本当にありがとうございます」とあいさつ。日本人メンバーのMOKAとIROHAは「ついに日本デビューするので、これからの日本での活動も応援してくれるとうれしいです」と呼びかけた。
日本1stシングル「時よ止まれ」では、Care Bears(ケアベア)とのコラボレーションも行っており、31日にはティザー映像、9月1日にタイトル曲のミュージックビデオが公開予定。『2025 ILLIT GLITTER DAY IN JAPAN』の大阪・大阪城ホールでの公演は9月3日、4日に行われる。