俳優の鈴木亮平、江口洋介、菜々緒が14日、都内で行われた映画『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』の大ヒット御礼舞台あいさつに出席した。

 最新の医療機器とオペ室を備えた緊急車両(ERカー)で、重大事故や災害現場に急行し、迅速な救命処置を行うプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」の活躍を描いた救命医療ドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室』。その劇場版2作目となる本作では、喜多見と夏梅が、指導スタッフとして、離島での事故や災害に対応する“南海MER”に派遣される。そこにいたのは、“南海MER”のチーフドクター候補・牧志秀実 、看護師の常盤拓と知花青空、南海MERの麻酔科医・武美幸。やがて鹿児島県・諏訪之瀬島で突如として火山が噴火!“南海MER”の出動が決定する――。

 8月1日~13日までの公開13日間で観客動員数196万人、興行収入26億円を突破。客席には、複数回にわたって本作を鑑賞した人も多く、中には「きょうが10回目」という声も。鈴木らは「えぇ、マジ!?」「本当に?」「すごい!」と驚きつつ、「ありがとうございます!」と感謝の思いを直接伝えた。

 その後のティーチインイベントでは、10回目の鑑賞をした熱烈ファンから次回作への期待を寄せられると、鈴木は「そうなるといいなと思います。よりたくさんの人が見てくれて、愛してくれたらそういうこともあると思います」と笑顔で答えていた。

 また、鈴木は本作の舞台となった鹿児島・トカラ列島の群発地震に触れ「まずは地震もだいぶ収まってきていると聞いて、まだ油断はできないでしょうけど、ひとまず安心しております。ただ毎日、不安な日々を過ごされているかと思いますので、キャスト陣を代表してお見舞いを申し上げたいと思います」とあいさつ。

 続けて「この映画は火山の恐怖を描きたい映画ではなく、その際に誰かを守るために一歩を踏み出せる、それがヒーローなんだというテーマを描きました。特に都会ではなく島だからこそ、人と人のつながりが濃いからこそ、みんなが一丸となって誰かを助ける。その人間の美しさを描いたつもりです。トカラ列島の実際の島を舞台にさせていただいたことに感謝しています。この僕達が届けたい思いが、この島だからこそ描けた人の尊さが全国の皆さんに伝わっていたらうれしい」とコメントを寄せた。

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