俳優の大沢たかおが主演する映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(9月26日公開)が、通常上映345館に加え、SCREENX20館、4DX56館、ULTRA 4DX4館の計425館で公開予定であることが明らかになった(上映館数は変更の可能性あり)。

 本作は、「モーニング」(講談社)で1988~96年に連載された、かわぐちかいじの同名漫画が原作。
「核抑止力をもって世界平和をいかに達成するか」という真摯(しんし)な問題提起が、緊迫の海中戦闘アクションと重厚な政治サスペンスに乗せてストーリー展開される、唯一無二のアクション・ポリティカル・エンターテインメント作品。

 2023年に映画『沈黙の艦隊』として劇場公開。日本映画初となる海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と、日本屈指のVFX技術を融合させた臨場感あふれる映像体験は、大きな話題に。その後、ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が動画配信サービス「Prime Video」で配信された。

 本作は、極寒の氷の世界・北極海を舞台に、原作随一のバトルシーンを壮大なスケールで描く。

 SCREENXは、正面と左右の3面スクリーンによる270度の映像体験で、北極海の流氷や潜水艦バトル、白熱の政治戦を圧倒的な臨場感で映し出す。前作からさらに強化されたCG技術で、映像への没入感も飛躍的に向上している。

 4DXでは、座席の前後上下可動や振動・香り・照明などが本編と連動。華麗な操艦術でクジラのように躍動する<やまと>や手に汗握る米軍との攻防戦を、まるでその場にいるかのように五感で体感できる。

 さらにULTRA 4DXでは、SCREENXと4DXを融合させ、没入感と臨場感を極限まで高めた上映が実現する。

 あわせて解禁されたSCREENX版ポスターには、極寒の北極海で鋭い眼光を放つ海江田の姿を中心に、攻撃を受けながら流氷の中へ深く潜航する<やまと>が描かれている。「撃沈するのは、この艦か、未来か。」とのコピーが示す通り、未来を賭けた壮絶な戦いを予感させる仕上がりだ。
平和への警鐘を鳴らし、世界を巻き込む海江田の戦いが、再び観客を熱狂させる。
編集部おすすめ