アニメ映画『火垂るの墓』(1988年公開)が15日、日本テレビ系「金曜ロードショー」枠(後9:00~後10:54)でノーカット放送された。これを受け、金曜ロードショーの公式Xでは、作品の作品秘話が語られるとネット上では「そうだったんですね…」「初めて知った!」などと驚きの声があがっている。
80年前の1945年8月15日正午、昭和天皇により「終戦の詔書(玉音放送)」がラジオで放送された。日本は連合国に対し、無条件降伏を受け入れ、3年8ヶ月におよぶ太平洋戦争は終結した。
今作は、作家・野坂昭如氏が自らの経験をもとに執筆し、「第58回直木賞」を受賞した小説を原作として、高畑勲監督が戦争末期から戦後の混乱期を14歳の少年と4歳の少女が精いっぱいに生きる姿を描いた。高畑監督が追求したリアリティーが随所で徹底され、当時の神戸の町や人々の様子、B29による爆撃の恐ろしさなどが、リアルに描かれている。
声優も舞台と同じ関西地区出身者から選ばれ、空襲で母を亡くした14歳の少年・清太の声を映画公開当時16歳の辰巳努、4歳の妹・節子の声を当時5歳の白石綾乃が演じた。
金曜ロードショーの公式Xでは作品秘話が明かされ、「発売当時のカルピスは400mlの大瓶で1円60銭(牛乳180mlが10銭)と非常に高価な飲み物でした。このことからも清太の家が裕福だったことが伺えます。原料・資材が軍の統治下におかれた戦時中、生産は一時中止になりました」と伝えている。
これにネット上では「清太の家が裕福であったこと、大人になった今初めて気付かされました。子どもの頃、怖くて悲しい映画という感想しかなかったのですが、今、色んな事に気付かされます」「清太さんがお坊ちゃんだったのは大人になってから知りました。お坊ちゃんなりに頑張ってたなと…」「海で遊んでたシーンで着てた服も当時では高価な服ですもんね~」「『カルピス冷えてるよー』の場面が一番印象に残ってる裕福で幸せな環境が一転あそこまで酷い世の中になるなんて誰も思わないやん 14歳の子だけじゃない、自分もそんな環境におかれたらどうしていいか分からん」などと反応している。
80年前の1945年8月15日正午、昭和天皇により「終戦の詔書(玉音放送)」がラジオで放送された。日本は連合国に対し、無条件降伏を受け入れ、3年8ヶ月におよぶ太平洋戦争は終結した。
今作は、作家・野坂昭如氏が自らの経験をもとに執筆し、「第58回直木賞」を受賞した小説を原作として、高畑勲監督が戦争末期から戦後の混乱期を14歳の少年と4歳の少女が精いっぱいに生きる姿を描いた。高畑監督が追求したリアリティーが随所で徹底され、当時の神戸の町や人々の様子、B29による爆撃の恐ろしさなどが、リアルに描かれている。
声優も舞台と同じ関西地区出身者から選ばれ、空襲で母を亡くした14歳の少年・清太の声を映画公開当時16歳の辰巳努、4歳の妹・節子の声を当時5歳の白石綾乃が演じた。
金曜ロードショーの公式Xでは作品秘話が明かされ、「発売当時のカルピスは400mlの大瓶で1円60銭(牛乳180mlが10銭)と非常に高価な飲み物でした。このことからも清太の家が裕福だったことが伺えます。原料・資材が軍の統治下におかれた戦時中、生産は一時中止になりました」と伝えている。
これにネット上では「清太の家が裕福であったこと、大人になった今初めて気付かされました。子どもの頃、怖くて悲しい映画という感想しかなかったのですが、今、色んな事に気付かされます」「清太さんがお坊ちゃんだったのは大人になってから知りました。お坊ちゃんなりに頑張ってたなと…」「海で遊んでたシーンで着てた服も当時では高価な服ですもんね~」「『カルピス冷えてるよー』の場面が一番印象に残ってる裕福で幸せな環境が一転あそこまで酷い世の中になるなんて誰も思わないやん 14歳の子だけじゃない、自分もそんな環境におかれたらどうしていいか分からん」などと反応している。
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