アニメ映画『映画クレヨンしんちゃん 超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』(公開中)より、今作のヒロイン・アリアーナにスポットを当てた、声を担当した瀬戸麻沙美、脚本・うえのきみこ氏のコメントが公開された。あわせて、場面カット3点が解禁となった。
本作は、しんのすけたちカスカベ防衛隊がインドを舞台に大乱舞。カスカベ防衛隊の癒しの存在でありながら謎多きボーちゃんの様子がいつもと違う?いったい何が起こったのか…。笑いと涙、そしてダンスが織りなす、この夏一番のエンターテインメントとなる。
本作で描かれるアリアーナは、インドで開催されるエンタメフェスティバルをきっかけに一躍人気者となった女の子。いつも笑顔を絶やさず、まわりを明るく照らす存在として描かれる一方で、心の奥には誰にも言えない“迷い”や“葛藤”を抱えている。自分らしくありたいと思いながらも、「いい子でいなければ」という無意識の期待に応え続ける日々。その苦しさと向き合っている彼女にとって、誰の目も気にせず、自由に生きるしんのすけたち、カスカベ防衛隊との出会いは、大きな転機となっていく。
脚本を手がけたうえの氏は、アリアーナについて「『いい子』に見られることに疲れてしまっている。常にいい人を求められる生き方はつらいですよね。人間って羨んだり、僻んだり、意地悪な気持ちになることは誰でも少しはあると思うんですが、アリアーナは『いい子』ゆえに、そんな気持ちになっていいのかな?と悩んでしまう」と語る。さらに、「アリアーナはありえるかもしれない未来のボーちゃんと言いますか、ボーちゃんもずっと『いい子』を求められると、思春期にそんな悩みを持つかもしれない」ともコメントした。
また、アリアーナを演じた瀬戸は、劇中での印象的な一幕について、「ボーちゃんが“暴君”となってしまったとき、しんのすけたちは『こんなのボーちゃんじゃない』と言う。
新たに解禁された場面カット3点は、いずれもヒロイン・アリアーナの人物像や、心の動きを映し出す印象的なシーンばかり。1点目は、暴君(ボーくん)となったボーちゃんとの対決の末に仲間とはぐれ、一人になってしまったしんのすけと、周囲からの見え方に悩むアリアーナが偶然出会い、静かに寄り添う場面。リラックスした様子で仰向けに寝転ぶしんのすけの隣で、アリアーナは穏やかな表情を浮かべながら空を見上げている。誰の目も気にせず、自由に生きるしんのすけと過ごすひとときが、少しずつアリアーナの心をほぐしていく―─。その変化が、言葉を交わさずとも伝わってくるような、静かで温かな1枚となっている。
2点目は、しんのすけとアリアーナが真剣な眼差しで前を見据え、暴君(ボーくん)となったボーちゃんによって差し向けられた追手たちに立ち向かおうとするシーン。2人の表情からは強い意志が感じられ、しんのすけたちとの出会いが、アリアーナの中に新たな力と勇気を芽生えさせたことが読み取れる。彼女が抑えてきた“ありのままの自分”でいることの心地よさを思い出す今作のテーマを象徴する1枚だ。
3点目は、アリアーナがしんのすけと共に、暴君(ボーくん)となったボーちゃんに操られた空飛ぶ機械に囚われながら、自身の葛藤を歌にのせて吐露するエモーショナルなシーン。
■コメント全文
▼アリアーナ役:瀬戸麻沙美
老若男女問わず多くの方が、きっとこの作品を観てくださるのではないかと思うのですが、アリアーナと同じように、日常の中で、「いい子でいなきゃ」とか「あの子羨ましい」って思って悩んでいる方もいらっしゃるのではないかと思います。アリアーナの姿が、優しさゆえに悩んでしまう誰かの心を、少しでもほどいてくれる存在であればと思っています。ぜひ、アリアーナに会いに劇場にお越しください。
▼脚本:うえのきみこ
鼻水ブラブラボーイボーちゃんと、おしりブリブリボーイしんのすけが、インドで歌って踊って大暴れします。プロデューサーたちが汗と涙と鼻水を流して懸命に許可をとってくれたひろしのインドパワーも見どころのひとつです。ぜひ、みなさんの中に眠るインドパワーを解き放ちに映画館に来てください。インドパワー!
本作は、しんのすけたちカスカベ防衛隊がインドを舞台に大乱舞。カスカベ防衛隊の癒しの存在でありながら謎多きボーちゃんの様子がいつもと違う?いったい何が起こったのか…。笑いと涙、そしてダンスが織りなす、この夏一番のエンターテインメントとなる。
本作で描かれるアリアーナは、インドで開催されるエンタメフェスティバルをきっかけに一躍人気者となった女の子。いつも笑顔を絶やさず、まわりを明るく照らす存在として描かれる一方で、心の奥には誰にも言えない“迷い”や“葛藤”を抱えている。自分らしくありたいと思いながらも、「いい子でいなければ」という無意識の期待に応え続ける日々。その苦しさと向き合っている彼女にとって、誰の目も気にせず、自由に生きるしんのすけたち、カスカベ防衛隊との出会いは、大きな転機となっていく。
脚本を手がけたうえの氏は、アリアーナについて「『いい子』に見られることに疲れてしまっている。常にいい人を求められる生き方はつらいですよね。人間って羨んだり、僻んだり、意地悪な気持ちになることは誰でも少しはあると思うんですが、アリアーナは『いい子』ゆえに、そんな気持ちになっていいのかな?と悩んでしまう」と語る。さらに、「アリアーナはありえるかもしれない未来のボーちゃんと言いますか、ボーちゃんもずっと『いい子』を求められると、思春期にそんな悩みを持つかもしれない」ともコメントした。
また、アリアーナを演じた瀬戸は、劇中での印象的な一幕について、「ボーちゃんが“暴君”となってしまったとき、しんのすけたちは『こんなのボーちゃんじゃない』と言う。
その言葉が、アリアーナにはとても大きく響いたと思う」と振り返る。人は誰しも、自分らしくいることに迷い、時に人と比べ、そんな自分を否定したくなってしまう。だからこそ、瀬戸は「アリアーナの姿が、優しさゆえに悩んでしまう誰かの心を、少しでもほどいてくれる存在であれば」と語った。
新たに解禁された場面カット3点は、いずれもヒロイン・アリアーナの人物像や、心の動きを映し出す印象的なシーンばかり。1点目は、暴君(ボーくん)となったボーちゃんとの対決の末に仲間とはぐれ、一人になってしまったしんのすけと、周囲からの見え方に悩むアリアーナが偶然出会い、静かに寄り添う場面。リラックスした様子で仰向けに寝転ぶしんのすけの隣で、アリアーナは穏やかな表情を浮かべながら空を見上げている。誰の目も気にせず、自由に生きるしんのすけと過ごすひとときが、少しずつアリアーナの心をほぐしていく―─。その変化が、言葉を交わさずとも伝わってくるような、静かで温かな1枚となっている。
2点目は、しんのすけとアリアーナが真剣な眼差しで前を見据え、暴君(ボーくん)となったボーちゃんによって差し向けられた追手たちに立ち向かおうとするシーン。2人の表情からは強い意志が感じられ、しんのすけたちとの出会いが、アリアーナの中に新たな力と勇気を芽生えさせたことが読み取れる。彼女が抑えてきた“ありのままの自分”でいることの心地よさを思い出す今作のテーマを象徴する1枚だ。
3点目は、アリアーナがしんのすけと共に、暴君(ボーくん)となったボーちゃんに操られた空飛ぶ機械に囚われながら、自身の葛藤を歌にのせて吐露するエモーショナルなシーン。
夕焼けに照らされながら涙ぐむその表情は、胸の奥に抱えてきた想いの深さを物語る。隣でぐっすり眠るしんのすけの体には、アリアーナがそっとかけた自分の服が――。優しさが感じられるその描写が、アリアーナの人柄を静かに映し出す。いつも笑顔でいなければならなかった“人気者”の彼女が初めて見せる素顔は、観る者の心に深く響き、誰にも言えなかった想いが旋律となって空へと解き放たれる、忘れがたい一場面となっている。
■コメント全文
▼アリアーナ役:瀬戸麻沙美
老若男女問わず多くの方が、きっとこの作品を観てくださるのではないかと思うのですが、アリアーナと同じように、日常の中で、「いい子でいなきゃ」とか「あの子羨ましい」って思って悩んでいる方もいらっしゃるのではないかと思います。アリアーナの姿が、優しさゆえに悩んでしまう誰かの心を、少しでもほどいてくれる存在であればと思っています。ぜひ、アリアーナに会いに劇場にお越しください。
▼脚本:うえのきみこ
鼻水ブラブラボーイボーちゃんと、おしりブリブリボーイしんのすけが、インドで歌って踊って大暴れします。プロデューサーたちが汗と涙と鼻水を流して懸命に許可をとってくれたひろしのインドパワーも見どころのひとつです。ぜひ、みなさんの中に眠るインドパワーを解き放ちに映画館に来てください。インドパワー!
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