劇場アニメ『おそ松さん~ヒピポ族と輝く果実~』に続き、テレビアニメ『おそ松さん』第4期(テレ東系 毎週火曜 深0:00)でテレビシーズ初の監督を務める小高義規監督のオフィシャルインタビューが公開された。インタビューは6問6答形式となっており、第4期の監督を務めてみての感想やアフレコでの印象深いエピソード、さらに6つ子各キャラの推しポイントなどを語った。


(1)『ヒピポ』に続き、第4期監督を務めてみて
小高:ヒピポの時は一編のお話で映画的に作れたのですが、シリーズは何本も話を作ってなおかつ第1~3期までを作ってきた形だったのでオリジナルで一本一本作っていく作業は大変でした。続いてきたことが改めて凄いと感じました。シナリオの松原さんが大変な中でもお話を提案してくださりそこが第4期のおそ松として作っていけることが楽しかったです。

(2)大変だったことや楽しかったことは?
シリーズとしてやらせていただけたのですが、シリーズをやってきたからどんな第4期にしていこうか、どんなお話で6つ子たちを生き生きさせれるか悩みました。前期の藤田監督はもう個性的で凄すぎて自分もやらせていただいた分、やり切った形でもありましたので。それでも第4期としてのおそ松カラーが作れたらと思いまして、何もないからこそいろんなおそ松にチャレンジできたことが楽しくなっていきました。

(3)アフレコでの印象深いエピソードは?
アフレコは声優のみなさんが集まるのも久しぶりだったのもあるのですが、始まるとスッとおそ松の世界に入っていったのは凄いと思いました。少し前までコロナでそれぞれ別々の収録だったのですが、集まって掛け合いができて一つの中でできるのが感慨深く、おそ松はこの形が一番だと思いました。あとはこの後のお話で制作側も混乱するお話があるのですが、すぐに自分のものにしていっちゃうのは本当に凄かったです。

(4)各キャラの推しポイントを一言でいうと?
【おそ松】おそ松は変わらずに、らしくあってくれるのが魅力です。やらかすのも笑わすのもですが、おそ松がいなきゃ始まらないし、終われないですね。

【カラ松】カラ松は、先走っちゃったり勘違いもしちゃう天然はありますが、その分純情だしみんなを引っ張ってくれるところは男です。


【チョロ松】チョロ松は、常識人っぽいけど臆病だったり慎重すぎる面もありますが、脱線しないようする頑張り屋です。一番損しちゃうかもですが、そこも愛嬌がある部分ですね。真面目すぎて変でもありますね。

【一松】一松は、控えめだけどその分、人や動物に凄く情が熱くて優しい子ですね。何事も落ち着いて見てるのもありますが、感情的になると献身的だったり周りが見えなくなるくらい走っちゃうのは人間らしいなぁと感情移入させられます。

【十四松】十四松は、破天荒ではあってもズバッと真理というか考える前にやれちゃうのは凄い特異でもあるけどある意味お話を任せられちゃいます。たくましく、ちゃんと兄ちゃんたちも弟も大好きなのが伝わってきて愛がありますよね。今期は表情もちょっと増やしてみて感情を増やしみたのですが、みなさんどう見てくれたかなって思っています。

【トド松】トド松は、末っ子らしい甘えもですが毒っ気もちゃんと備わっててかわいいですよね。おそ松兄ちゃんをさらっとクズ扱いできちゃうのも面白いです。でも兄ちゃんたちがいてこそ安心できるのもトド松だと思うので、憎さ百倍かわいさ百倍ですね。許せちゃうかな笑

(5)第4期、今後のおすすめエピソードは?
6つ子たちがそれぞれカオス化しちゃうので、今誰が喋ってるの?って見てくれたらうれしいお話があります。
こっちもパニックでした(笑)。

(6)放送を楽しみにしているおそ松さんファンに向けて
第4期まできたこともおそ松を好きでいてくれたファンのみなさんがいたからこそです。ゆったりとですが笑って泣いてのんびりして、おそ松たちと同じいい夏になってくれたらうれしいです。
スタッフ一同頑張ってます!
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