漫画家・青山剛昌氏が18日、東京・浅草寺で行われた『真・侍伝 YAIBA』(読売テレビ・日本テレビ系、毎週土曜 後5:30)浅草寺絵馬奉納セレモニーに登壇し、本作のキャラクターを描いた大絵馬を浅草寺に奉納した。セレモニー後、青山氏が個別インタビューに応じ、『真・侍伝 YAIBA』と『名探偵コナン』で共通して出てくる剣術描写について裏話を明かした。
それぞれの主人公が剣士と探偵であることにちなんで、「剣士と探偵、どちらになりたいか」を聞くと、「どちらもなれないな…」と意外な回答。青山氏の手にかかれば、剣士も探偵もかっこよく描かれるが、「今、実際、侍にはなれないじゃないですか、剣道をやるぐらいで。あとは探偵もね、なかなか難しいですね」と、意外にも現実的な視点で理由を明かした。
「ぜひ、全国の剣道をやっている皆さんにも、始める皆さんにも観ていただけたら」と呼びかけた青山氏に、剣道経験者の記者が、かつての剣道仲間との間で『真・侍伝 YAIBA』のアニメ化が話題になったことを伝えると、「うれしい!うれしいですね、すごく」と満面の笑み。普段剣士との交流は「あんまりない」としたが、青山氏は「『名探偵コナン』の話になっちゃいますけど」と前置きした上で、「(服部)平次くんが柳生新陰流なんですよ。沖田くんが天然理心流。それをめっちゃ調べた覚えがあります。懐かしい」とその世界に知識として触れたことを回顧。「あの頃、俺に聞けば何でも答えましたよ。今はもう忘れちゃいましたけど(笑)」とユーモアたっぷりにオチもつけた。
また、柳生新陰流つながりで、青山氏は『YAIBA』に登場する柳生十兵衛にも言及。『YAIBA』は『名探偵コナン』よりも前の連載作品となるが、「十兵衛が出てくるときに、『その構えは!…や、柳生新陰流!』って(武蔵と小次郎が)言うじゃないですか。あそこを(原作で)ちゃんと描けばよかったなと。適当に描いたんで(笑)、当時はね」と告白。「服部くんが出てくるときは(柳生新陰流を)ちゃんと描いたんです」と明かした。
最後に、現在土曜日の夕方が『真・侍伝 YAIBA』からの『名探偵コナン』が放送されるという「青山剛昌アワー」となっていることについて、「原作者として一番うれしい時期、人生で一番幸せなタイミングなのでは?」と尋ねたところ、青山氏は「いやいやいやいや。うれしいっていうか、恥ずかしいです」と照れ笑い。以前にも『まじっく快斗』と『名探偵コナン』が続く「青山剛昌アワー」があったことに触れ、「”また来たのね”って感じです」としながら、「高ぶってますよ。おもしろくて」とご満悦の様子。アニメオリジナルの要素もあるからこそ、「新鮮ですね」とし、「『YAIBA』観て、『コナン』観て、飯食おうかなっていう感じですね」と土曜日の夕方の過ごし方を笑顔で語った。
『真・侍伝 YAIBA』は、『名探偵コナン』で知られる青山氏が描く漫画が原作で、ジャングルで修行に励むサムライ野生児・鉄刃(くろがねやいば)が、ふとしたことから日本に戻り、新たな修行の地でさらなる強さを求めてサムライ魂一直線に躍進するアクション活劇。ライバル・鬼丸猛と出会い、鬼丸が「伝説の魔剣」を手にしたことから始まるスペクタクル満載な旅路を描くストーリー。
『週刊少年サンデー』(小学館)で1988年~93年まで連載され、コミックス累計部数は1700万部を突破する人気作品で、テレビアニメが93年~94年にかけて放送。今回の完全新作アニメは、94年4月のアニメ最終話の放送以来、31年ぶりとなり、シナリオは青山氏が完全監修している。
それぞれの主人公が剣士と探偵であることにちなんで、「剣士と探偵、どちらになりたいか」を聞くと、「どちらもなれないな…」と意外な回答。青山氏の手にかかれば、剣士も探偵もかっこよく描かれるが、「今、実際、侍にはなれないじゃないですか、剣道をやるぐらいで。あとは探偵もね、なかなか難しいですね」と、意外にも現実的な視点で理由を明かした。
「ぜひ、全国の剣道をやっている皆さんにも、始める皆さんにも観ていただけたら」と呼びかけた青山氏に、剣道経験者の記者が、かつての剣道仲間との間で『真・侍伝 YAIBA』のアニメ化が話題になったことを伝えると、「うれしい!うれしいですね、すごく」と満面の笑み。普段剣士との交流は「あんまりない」としたが、青山氏は「『名探偵コナン』の話になっちゃいますけど」と前置きした上で、「(服部)平次くんが柳生新陰流なんですよ。沖田くんが天然理心流。それをめっちゃ調べた覚えがあります。懐かしい」とその世界に知識として触れたことを回顧。「あの頃、俺に聞けば何でも答えましたよ。今はもう忘れちゃいましたけど(笑)」とユーモアたっぷりにオチもつけた。
また、柳生新陰流つながりで、青山氏は『YAIBA』に登場する柳生十兵衛にも言及。『YAIBA』は『名探偵コナン』よりも前の連載作品となるが、「十兵衛が出てくるときに、『その構えは!…や、柳生新陰流!』って(武蔵と小次郎が)言うじゃないですか。あそこを(原作で)ちゃんと描けばよかったなと。適当に描いたんで(笑)、当時はね」と告白。「服部くんが出てくるときは(柳生新陰流を)ちゃんと描いたんです」と明かした。
最後に、現在土曜日の夕方が『真・侍伝 YAIBA』からの『名探偵コナン』が放送されるという「青山剛昌アワー」となっていることについて、「原作者として一番うれしい時期、人生で一番幸せなタイミングなのでは?」と尋ねたところ、青山氏は「いやいやいやいや。うれしいっていうか、恥ずかしいです」と照れ笑い。以前にも『まじっく快斗』と『名探偵コナン』が続く「青山剛昌アワー」があったことに触れ、「”また来たのね”って感じです」としながら、「高ぶってますよ。おもしろくて」とご満悦の様子。アニメオリジナルの要素もあるからこそ、「新鮮ですね」とし、「『YAIBA』観て、『コナン』観て、飯食おうかなっていう感じですね」と土曜日の夕方の過ごし方を笑顔で語った。
『真・侍伝 YAIBA』は、『名探偵コナン』で知られる青山氏が描く漫画が原作で、ジャングルで修行に励むサムライ野生児・鉄刃(くろがねやいば)が、ふとしたことから日本に戻り、新たな修行の地でさらなる強さを求めてサムライ魂一直線に躍進するアクション活劇。ライバル・鬼丸猛と出会い、鬼丸が「伝説の魔剣」を手にしたことから始まるスペクタクル満載な旅路を描くストーリー。
『週刊少年サンデー』(小学館)で1988年~93年まで連載され、コミックス累計部数は1700万部を突破する人気作品で、テレビアニメが93年~94年にかけて放送。今回の完全新作アニメは、94年4月のアニメ最終話の放送以来、31年ぶりとなり、シナリオは青山氏が完全監修している。
編集部おすすめ