■スフィンクスのにおい「めんつゆ」や「キノコ」のような秋を思わせる香りがします」
ーースフィンクスという種類自体が珍しいと感じますが、どのようなところに惹かれて飼うことに決めたのでしょうか?
「スフィンクスの格好良さにずっと憧れがあり、いつか飼ってみたいと考えていました。そんな折、ブリーダーさんが飼い主を募集していることを知り、実際に会いに行ったところ、一目惚れしてそのままお迎えすることを決意しました」
ーースフィンクスは毛が無い(産毛のようなものはある)とのことですが、お肌の感触はどのような感じなのでしょうか? またどんなニオイがするのでしょうか?
「背中はさらっとしていて、お腹はしっとり・たぷたぷとした独特の柔らかさがあります。部位によって触り心地が異なり、特にお腹の感触は一度触ると忘れられないほどクセになります。
ニオイは普段ほとんどありませんが、皮脂がたまると「めんつゆ」や「キノコ」のような秋を思わせる香りがします」
ーー一緒に暮らす環境を整えるために、どんな工夫をしましたか?
「基本的には一般的な猫と同じ環境ですが、特に気をつけているのは温度管理です。室内は常に25℃以上を保つようにしています。また、直射日光を浴びすぎると肌によくないと聞いたので、日向ぼっこをし過ぎないよう注意しています」
■猫あるあるの”ツン”の要素が少なく「毎日デレデレ」
ーー歌舞伎襲名披露のようなお辞儀を披露したり、コロコロがカラダにくっついてしまったり、「本当に猫?」と問いたくなるようなおもしろハプニングも。飼い主さんにとっては「本当に猫?」と疑問に感じる瞬間はありますか?
「とても人懐っこく、行動を常に一緒にしたがるところは「本当に猫なの?」と思うほどです。ツンの要素が少なく、毎日デレデレで、さらに、爪切りやお風呂も嫌がらないので、ますます猫らしくないと感じる瞬間があります」
ーービルちゃんを迎え入れてから、飼い主さんの生活がこう変わった、気持ち的にもこんな変化があった…という部分があればお聞かせください。
「大きな変化はありませんが、夜になると元気に走り回るため、小物を置いていると散らかされてしまいます。おかげで以前より片付けを意識するようになり、部屋は格段にすっきりと綺麗になりました。
また、白いものには皮脂がついて茶色くなってしまうこともあるため、家具は自然と茶色系で揃えるようになりました(笑)
気持ちの面では、毎日が本当に幸せで、この子のためなら年中無休で働けると思えるほど。まるでわが子のように愛しくて仕方ありません」