青春音楽漫画『ふつうの軽音部』のコミックス第8巻が9月4日に発売されることを記念して、米津玄師の楽曲「海と山椒魚」をモチーフにしたスペシャルビジュアルの交通広告が、東京駅および大阪・梅田駅に9月1日より掲出された。

 2024年1月より『少年ジャンプ+』で連載中の『ふつうの軽音部』は、少し渋めの邦楽ロックが好きな高校1年生・鳩野ちひろが、憧れの軽音部に入部し、バンド活動に体当たりでもがき、成長していく姿を描いた物語。
等身大の高校生の日常や軽音部の“あるある”をコメディタッチで描写しながら、10代ならではの悩みや衝動を、実在の楽曲にのせて描いたドラマチックなシーンがSNSを中心に話題となり、昨年の連載開始から各マンガ賞上位へのランクインが続いている。

 最新8巻では、主人公が所属するバンド<はーとぶれいく>とライバルバンド<protocol.>とのライブパフォーマンス対決についに決着。収録話のなかでも、<protocol.>のボーカル鷹見項希が、その兄・竜季を思い浮かべながら、<米津玄師>の楽曲「海と山椒魚」を演奏する第69話はファンの間で人気。同話は更新後から大きな反響を呼び、90万閲覧を突破。同作史上、週間での自己最高閲覧数を大幅に更新したエピソードになった。

 これを受け、今回新刊発売を記念した企画では、「海と山椒魚」をモチーフにしたスペシャルビジュアルを制作。「海と山椒魚」の歌詞と作中のコマを組み合わせたビジュアルの広告を、9月1日~7日の期間中、Osaka Metro 御堂筋線 梅田駅 北改札内コンコースおよび東京駅丸の内地下中央口付近に掲出する。

 さらに、新刊発売を記念し、『週刊少年ジャンプ』40号(9月1日発売)に出張特別編が掲載。中学生向け学校説明会での部活紹介中の<はーとぶれいく>のメンバーたちの様子が描かれている。
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