「弁当用の餃子があったので、チャオズ(餃子)に引っかけて作ってみようと思ったのがきっかけです」(内田さん)
制作は緻密な作業で、夜にネタを考え、翌日のお弁当に完成させるのが日課になっているという。
「イラストをプリントした紙と海苔を重ね、カッターマットの上でクラフトカッターで切ります。だいたい1時間ほどかけて仕上げます」(同)
現在は次女のために作っているが、反応は意外にも淡々としているそう。
「長女の時から特に反応はなく、次女もリアクションはあまりないんです」(同)
それでも内田さんは工夫を続ける。
「次女は可愛いものやイケメンが希望ですが、父ちゃんはすぐネタに走っちゃいます。最近リクエストがあったのはバナナフィッシュのアッシュです」(同)
内田さんにとって、お弁当作りは創作の時間でもある。
「我が家の場合はお弁当よりも海苔がメイン。夜に海苔を切りながら娘へのメッセージを込めたり、インスタの反応を想像したりするのが楽しいんです」(同)
反応が控えめでも、父のユーモアと細やかな技術は毎日お弁当を彩り、娘との絆を育んでいる。