テレビアニメ『薬屋のひとりごと』の原作公式Xが6日、「麦稈(むぎわら)の二層モクテル」公式レシピを紹介。1ヶ月ぶりの新作公開に反響が寄せられている。


 投稿は「硝子の器に上と下、色の違う酒が注がれているのは見目がよい。客を喜ばせる小ねたとして使えば怪しまれることなく、妓女はその下の層だけを麦稈で飲んだ。」と原作1巻23話「麦稈」の一節を引用してレシピ公開先を紹介した。

 レシピは、「薬屋のひとりごと料理連載」を企画しているファッション誌『S Cawaii!』の公式サイトで配信されたもので、原作者の日向夏氏が監修。「薬屋のひとりごと」公式レシピ担当として真楠ヨウ氏が考案している。今回は、花街の娼館で妓女が客の男に飲ませた二層の酒を、ノンアルコール版で紹介。写真とともに調理工程を説明している。

 また原作公式Xでは、「新作 #薬屋レシピ 公開!」との書き出しで、先の投稿を引用。「作中で花街の妓女が客の男に飲ませた毒入りのお酒を、みかんジュースと紅茶でつくったノンアルコールバージョンのレシピです もちろん毒もなし」とユーモアたっぷりに紹介し、「週末のお楽しみに、ぜひご家庭でお試しください」と呼びかけた。

 この投稿に、ネット上では「新作きた!」「これも美味しそう」「これもやってみよう」と反響が寄せられている。

 本作は、毒と薬に異常な執着を持つ薬屋の娘・猫猫(マオマオ)と、謎多き美形の宦官・壬氏(ジンシ)が、宮中で次々と巻き起こる難事件に挑んでいく“謎解きエンターテインメント”。原作は日向夏氏、イラストはしのとうこ氏が担当している。
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