「『宝島』は、“人生のバトン”の物語。映画を越える存在になっているこの作品を、皆さんに直に会いに行って届けたい!」
本作へのたぎる情熱を胸に、“宣伝アンバサダー” として全国行脚することを宣言した主演の妻夫木。物語の舞台となる沖縄を皮切りに、全国20都市を超える先行上映会に参加し、想いを伝え続けてきた。
解禁された特別映像では、妻夫木が“必ず届ける”と約束した通り、全国各地の劇場を訪れ観客や劇場スタッフらと笑顔で交流する姿を見ることができる。8月27日時点で、名刺を直接手渡しした人数は延べ5000人近く。その一人一人と握手や言葉を交わして心を通わせた妻夫木は、「心を込めて届けようとすれば想いは絶対に伝わると思ったし、土地土地に行ってその想いを伝えれば、みなさんの映画になってくれるんだと、本当に肌で感じた」と真剣な眼差しで振り返る。キャラバン初開催となった沖縄でのプレミア舞台あいさつでは涙をこらえる場面もあり、本作に懸ける並々ならぬ覚悟の強さを改めて感じさせる。
また、映像では妻夫木とともに“直接届けたい想い”を語る、広瀬すず、窪田正孝の姿も。妻夫木演じるグスクの幼なじみであり、アメリカ統治下の沖縄を懸命に生き抜くヤマコ、レイを演じた二人。撮影中、“一生分と言っていいほど泣いた”という広瀬は、本作との出会いを通して「見たり知ったりするだけで肌の感覚が変わる」と熱弁。窪田も、「世の中には正義で溢れていると思う。その人にはその人の信念があって、その人なりに世の中を変えようとしている」と語り、互いの正義がすれ違うグスクとレイの対立が、決して“特別なことではない”ことを訴えかける。
「映画を観た時から、何かが始まるような。そういう映画にしたい」と語る大友監督の願いに対して、全国キャラバンを通じて寄せられた観客たちからの熱い感想の数々。「心に残る映画になりました」、「家族に会いたくなりました」等のコメントとともに『宝島』の“感動のバトン”が広がる中、映像はグスクが発する、観る者すべての胸に刺さるメッセージで締めくくられる。