有村は、赤いネイルが映える光沢のある黒のロングドレスで登場。
今作で福山雅治(56)と“バディ”を演じる有村は、テレビなどでの宣伝活動でもバディに。「いろんな場所で福山さんを見てきて、短い時間でしたけど、かつて一緒に駆け抜けてきた仲間の方々と楽しそうにお話をしているところを見ていると、同窓会じゃないですけど、楽しそうに共有していて、その関係性がすてきだなぁって」と活動を通して感じた微笑ましさを笑顔とともに明かした。
福山は、有村について「まずとにかく力のある俳優さんですから、表現力は期待して現場に入りました。当然期待以上の表現をされていた」と振り返った。有村の役について、「けっこう難しいなと思ってた。でも見事!」と絶賛。「そういう表現っていうのはすばらしかったですね」と有村へ伝えた。福山の言葉に有村は「ハイ…うれしいです」と照れ笑いを見せていた。
東野氏の人気小説『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』(光文社文庫)を実写映画化。福山演じる主人公・神尾武史はラスベガスでも名を馳せるマジシャンでありながら、金にシビアで息を吐くように嘘をつくという超個性派キャラクター。
舞台あいさつにはほかに、共演の岡崎紗絵(29)、伊藤淳史(41)、生瀬勝久(64)、メガホンをとった田中亮監督(46)が登壇した。