『THE LAST PIECE』は、BE:FIRST、MAZZELに次ぐ3組目のボーイズグループ結成へ向けたオーディションプロジェクト。6月27日には、TBS『THE TIME,』(月~金 前5:20~前8:00)の番組内で、『THE LAST PIECE』コーナーがスタート。同日からBMSG公式YouTubeチャンネルにて配信開始された『THE LAST PIECE』本編(毎週金曜 後8:00※一部、例外あり)と合わせ、3次審査に進んだ計30人の練習生を追ってきた。
9月5日配信の本編「#11」では、ファイナリスト10人が決定。現段階では、デビューメンバーの人数やグループ名などは明らかになっていない。
■最終審査へ気合十分「夢を追ってきた集大成をすべてぶつけます」
――これまでの審査で、特に印象に残っている出来事はありますか。
【KEI】VSアーティスト審査です。BE:FIRSTのみなさんと対決するというのは当日知らされて驚きましたが、圧巻のパフォーマンスを間近で見れてプロのすごさを改めて感じました。BE:FIRSTさんのパフォーマンスを見ていると、素直に音楽を楽しんでいるのが、すごく伝わって、自分もそんなパフォーマンスをしたいなって思いました。
――これまでで一番「悔しかった瞬間」は。それをどう乗り越えましたか。
【KEI】「Secret Garden」は自分の得意なスタイルを見せられる楽曲だったのですが、本番でゾーンに入ることができず、自分の実力を発揮しきれなかったのが悔しかったです。正直、審査を通過できるかすごく不安にもなりました。ですが、そこからどうすれば、本番でマインド、実力ともにベストを出せるかということを練習中から、すごく考えるようになって、次のAt The Last本番では、曲に入り込むことができて、社長(SKY-HI)からも「みんなどう見せるかということを考えると思うけど、その段階も越えたね!どこまで成長するのか分からないことが分かりました!」と褒めていただけて、ものすごくうれしかったです!
――オーディションを通して、どんな点が一番成長したと感じますか。
【KEI】自分の「声」を見つけたことです!日高さん(SKY-HI)がずっと近くにいてくださって、指導してくださったおかげで、パフォーマンス中の自分の軸となる声をみつけることができました!自分が歌っている声を聴くのが好きになりました。
――オーディション中、仲間や指導者からの励まされた、もしくは印象に残っている言葉や行動はありますか。
【KEI】TAIKIの「俺KEIくん本当にラップめちゃくちゃ上手いと思うんだよね。そのままでいいよ!」という言葉です!
クリエイティブ審査の時に、ラップのアドバイスをTAIKIにもらいたいなと思い、自分のラップを聞いてもらいました。その時に、この言葉を言ってもらえて、めちゃくちゃうれしかったし、自信になりました!
――最終審査パフォーマンスへの意気込みを聞かせてください。
【KEI】自分がデビューしたら、こんなかっこいいアーティストになるんだぞというのを、見てくださる皆さまに提示するパフォーマンスをします!自分が夢を追ってきた集大成をすべてぶつけます。
■「来たときより綺麗に」心がける“しっかり者担当”が語る、夢と音楽の力
――最終審査参加者の中で「〇〇担当」をつけるとしたら、ご自身はどんな担当になりますか。
【KEI】「しっかり者担当」だと思います。
リハーサル後、みんながスタジオを出たあとに、使ったものを片付けたり、移動したものを元に戻したりして、「来たときよりも綺麗に」を心がけています。
――ここぞ!というときに聴く楽曲、自らの力になっている楽曲など、“パワーソング”はありますか。
【KEI】THE RAMPAGE from EXILE TRIBE「100degrees」
この曲を聴くと、「よし、やってやるぞ」という気持ちになります。少し恥ずかしいのですが、僕は自分が格闘家になる妄想をよくするのですが、その時に入場曲として、いつもかけているのがこの曲です。
――将来の“夢”は。
【KEI】自分に出会ってくれた方の人生に幸せな時間を届けたり、「生きててよかった」と思えるような瞬間をつくる手助けができたらうれしいです。
身近な人がつらい経験をしたとき、自分は音楽で寄り添って、「もうちょっと頑張ってみようかな」って思ってもらえるきっかけをつくりたいなって本気で思ったんです。
ラップやダンスのスキルに加え、遊び心あふれるクリエイティブな才能でも存在感を放つKEI。一方で、穏やかな話し方や周囲をハッピーにさせるオーラをまとう佇まいも大きな魅力となっている。
そんなKEIについて、KANTAから愛情たっぷりのコメントが寄せられた。「KEIくんのまだ知られていない魅力は年の差を感じる時と感じない時があることです!」といい、「練習の時や普段の生活の時はいつも明るくて、2歳年上ですが同い年なんじゃないのかな?というくらい若いです(笑)。本人は意識的なのか無意識なのかわかりませんが年の差を感じさせないKEIくんがすごいなぁと思っています!」とリスペクト。
「一方、僕がKEIくんに相談する時親身に相談に乗ってくれたり、いろいろな視点から意見をくれる様子から年の差を感じます。