乃木坂46岩本蓮加と冨里奈央がW主演を務めるドラマ『ふたりエスケープ』(テレビ大阪 毎週土曜 深0:55、テレビ愛知 毎週土曜 深夜2:15)が4日から放送される。これに先立ち、本作の記者会見が都内で行われ、見どころを語った。


 本作は、田口囁一氏の漫画『ふたりエスケープ』(一迅社刊)が原作。かわいいが取り柄の無職の「先輩」と、〆切に追われる漫画家の「後輩」、そんなふたりが繰り広げる現実逃避コメディ。無職でゲーム好き、「現実逃避のプロ」として追い詰められた後輩にさまざまなアドバイス(誘惑)をする先輩役を岩本、日々原稿に追われている漫画家で、先輩に現実逃避をお願いする後輩役を冨里が演じる。冨里は、本作が地上波ドラマ初出演にして初主演作となる。

 会見には、作中の肩の力が抜けた空気が感じられる衣装で登壇した2人。出演が決まり岩本は、乃木坂46のメンバーからは作品について聞かれたというが、「『とにかくほのぼのとした作品だよ』としか言えなくて」と苦笑い。その“ほのぼの”とした空気感を演出するためか、アドリブを求められることもしばしばあったという。「『カメラ長回しするから、ちょっと演技しといてね』って。そのときのアドリブがあまりにも素すぎて、これって大丈夫かな?と思いながら、監督からオーケーが出るので、大丈夫だったんだ…って」と胸をなでおろしたと語った。

 また2人は、第1話では、スナック菓子を食べながら映画を観るシーンがアドリブだったと紹介。このシーンについて、冨里は「私がお菓子を開けるシーンがあって、それを大爆発させちゃって、飛び散っちゃったりとかしてた」とハプニングがあったと告白。「現場のみなさんが笑ってくださって、本当に温かい現場で、毎日楽しかった」と笑顔で振り返った。


 司会は、テレビ大阪の川北円佳アナウンサーが務めた。
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