久保は14日、「光のような、夏でした」と題し、この夏を振り返った内容でブログを展開。この日の投稿では、それを前提に「ツアーのブログを書き終え、ほっとする間もなく、もうひとつ、ブログを書いています」と書き出した。
「思えば、乃木坂46と出逢ったのは、13年も前のこと。今わたしは24歳だから、もう人生の半分以上、乃木坂46のことを考えているんだね」と続け、「一旦、そんな時間ともお別れなのかしら」とし、「乃木坂46を卒業することになりました」と卒業を報告。「6歳からアイドルが大好きだった私が、15歳で大好きな乃木坂46になることができ、夢だったんじゃないかと思うほど素敵な9年間を過ごさせていただきました。本当に、ありがとうございました」と9年間のアイドル人生に感謝した。
その後、自身が卒業という結論を出すまでの心境を書き出し、「乃木坂46を好きすぎる私が、私自身を客観的に見た時に、卒業するタイミングは今だって。そんな声が聞こえました」「乃木坂46のことが好きすぎるが故に、今、この選択をしました。今を逃してはならないと思いました」と伝えた。
そして「自分がやりたいこと、経験したいこと、今まではそれが、『乃木坂46』という存在があった上でしか考えられなかったけれど、そういうものを自ら考えられるようになりたい。 グループに甘えず、自らの強い意思で、選択して生きていけるようにも少しずつ、なっていかないといけないと思いました」と自身の思いをつづり、「自立せねばと、思いました」と強い言葉で書き記した。そしてその考え方を「私なりの、大きすぎる愛を持った、乃木坂46への向き合い方だと思っています」とした。
さらに後輩への思いを明かした上で、「最後に、みなさまへのありったけの感謝を私の大好きな形で伝えたく思っています」として、11月に“青春が詰まった”横浜アリーナで卒業コンサートを行うことを伝えた。
そして最後に「緊張した。。。。物凄く時間を要してこのブログを書いたけれど、結局また、遠回りな言い方になってしまったなあ。いつもいつも、申し訳ないです。長くなってしまいましたが、まだまだ夢だった乃木坂46、楽しみますね!あっという間に過ぎていかないよう、噛み締めて、踏みしめて、でも、風のように走り抜けて行きたいです。これからもよろしくお願いします!」と残り期間を全力で駆け抜けることを改めて決意し、「本当にお世話になりました。また書きますね」と結んだ。
久保は、2001年7月14日生まれ、宮城県出身。乃木坂46のメンバーとして活動するほか、俳優として、22年公開の映画『左様なら今晩は』で映画初出演にして初主演を務める。