1.フィットネスクラブ、24時間ジムに通い続けるうえで最も重視するのは「アクセス・通いやすさ」
フィットネスクラブ、24時間ジムに「通い続けるうえで重要視する点(複数回答)」では、「アクセス・通いやすさ」が、フィットネスクラブ、24時間ジムともに7割越えという圧倒的な結果で最多となった。
次いで、フィットネスクラブでは「施設(設備)の充実さ」が53.0%、「メニュー・コース内容(料金、オプションなども含む)」が47.8%、「施設(設備)の清潔さ」が47.3%と揃って4割台、施設や設備等の内容についての項目が上位となった。
一方の24時間ジムでは「営業時間」が55.3%と続いており、「施設(設備)の充実さ」も53.0%と5割を超えているものの、24時間ジム利用者は通う時間なども含め「時間」について重視している割合が高いことがわかる結果となった。
<「アクセス・通いやすさ」に関する主なコメント>
「家から自転車で3分で行ける近さが何者にも変えられない(60代以上/男性/フィットネスクラブ利用)」
「続けるには近さが大事(60代以上/女性/フィットネスクラブ利用)」
「駅前で通うのにとても便利(40代/女性/フィットネスクラブ利用)」
「24時間利用可能で近い(60代以上/男性/フィットネスクラブ利用)」
「24時間利用できて快適、マシーンも最新のものが入っているので利用度が上がります(40代/女性/フィットネスクラブ利用)」
「徒歩で通えるところにあるので継続して利用できるという便利さがあり、また週3回継続して利用した効果で4kg減量できたのがよかった(60代以上/男性/24時間ジム利用)」
2.改善して欲しい点、フィットネスクラブは「メニュー・コース内容」、24時間ジムは「施設の充実さ」が最多
フィットネスクラブ、24時間ジムに通う中で「改善して欲しいと感じている点(複数回答)」については、フィットネスクラブは「メニュー・コース内容(料金、オプションなども含む)」が28.9%で最多。次いで「施設(設備)の清潔さ」が27.1%、「施設(設備)の充実さ」が22.4%と続いた。
また、これに続いたのが「営業時間」の15.3%で、「スタジオレッスン(内容・雰囲気・参加のしやすさ)」の13.3%を上回る結果に。一部ジムエリアの24時間化を実施するフィットネスクラブも増えてきているのは、こうしたニーズに応えてのようだ。
一方、24時間ジムでは「施設(設備)の充実さ」が33.8%で最も多く、次いで「施設(設備)の清潔さ」が20.8%、「メニュー・コース内容(料金、オプションなども含む)」が17.5%と続いた。
24時間ジムには、「利便性」を重視しながらも、今後は施設やメニューの充実が課題であることがうかがえる結果となっている。
<改善してほしい点に関する主な回答コメント>
「ヨガなどをうけないものの、価格が一緒であり、もう少し価格をメニュー毎に細分化してほしい(60代以上/男性/フィットネスクラブ利用)」
「近年映像プログラムも増え、インストラクターの講座が少なくなった(60代以上/女性/フィットネスクラブ利用)」
「プランによって料金に工夫があるといい(50代/女性/フィットネスクラブ利用)」
「マシンの数が少ない、施設が狭い(30代/男性/24時間ジム利用)」
「ストレッチスペースの拡充(50代/男性/24時間ジム利用)」
3.在籍期間、フィットネスクラブは“5年以上”、24時間ジムは“1年未満”が最多
フィットネスクラブ、24時間ジム利用者の「在籍期間(単一回答)」については、フィットネスクラブでは「5年以上」が46.6%で最も多く、次いで「1年以上~3年未満」が23.9%、「~1年未満」が18.5%と続いた。
一方の24時間ジムでは、「~1年未満」が43.1%で最も多く、次いで「1年以上~3年未満」が34.9%と続いた。
なお、最新の 「2025年 フィットネスクラブランキング」では、【GOLD’S GYM】が8年連続の総合1位に。
「フィットネスの日」は、9月が厚生労働省が実施する「健康増進普及月間」および「食生活改善普及運動」であること、9月22日が夏の暑さが落ち着き運動するのに最適な季節であるとのことから、フィットネスを通じて健康体力づくりが推進されることを目的に、公益社団法人・日本フィットネス協会(JAFA)が制定した。