読売テレビ・日本テレビ系テレビアニメ『名探偵コナン エピソード“ZERO” 工藤新一水族館事件』が、2026年1月に1時間スペシャルで放送されることが19日、発表された。テレビアニメ『名探偵コナン』が2026年に迎える30周年YEARの幕開けを飾る。


 物語は、黒ずくめの組織の薬で“江戸川コナン”になる少し前――。高校生探偵・工藤新一は、幼なじみの毛利蘭と米花水族館を訪れていた。目的は、別居中の蘭の両親・毛利小五郎と妃英理を仲直りさせるための作戦「水族館ドッキリ再会ラブラブ復活大作戦」の下見。しかし、楽しい時間は一瞬で終わりを告げる。

 人だかりの先に漂う異様な空気に、新一は殺人事件を察知し、蘭に係員を呼ぶよう指示する。叫び声も聞こえなかったのに、なぜ事件に気づいたのか尋ねる蘭に、新一は「匂いだよ」と答え…。血の匂いを嗅ぎつけて現場へ赴き、持てる感覚のすべてを使って犯人を割り出す、緋色の高校生探偵の推理劇が始まる。そして、事件の先には、あの日へとつながる“もう一つの下見”が…。

 この放送を記念して水族館を楽しむ新一と蘭のキービジュアルが公開された。まだ交際する前の初々しい距離感の2人がエモーショナルなビジュアルになっている。このキービジュアルは、20日・21日に京都市で開催される『京都国際マンガ・アニメフェア2025(京まふ)』の読売テレビブースにて公開される。京まふでは、宮城県とコラボした「石巻のヒーロー」や、青山剛昌アワーを記念した『真・侍伝 YAIBA』とのコラボ、原作者・青山氏が「マンガ沼」番組最多の質問に答えた直筆アンケートなども展示される。


 また、アニメ『名探偵コナン』公式SNSではキービジュアルのPVが公開された。

 さらに、予約受付中の2026年名探偵コナンカレンダーの描き下ろしイラストも京まふにて公開される。2026年版は、テレビアニメ30周年を記念して例年以上のボリュームで登場。おなじみのコナン、蘭、小五郎、少年探偵団に加え、まさかの“あの人物”もラインナップ。発売に先駆けて、1月・4月・6月の描き下ろしイラストが公開された。

 30周年版だけの特別仕掛けとして、カレンダーとテレビアニメが完全連動。2026年1月のカレンダーには、1月のネクストコナンズヒント後に初公開されるイラストを採用。2月以降も毎月、放送後に登場する最新イラストが翌月のカレンダーに反映される、前代未聞の“リアルタイム更新型カレンダー”となっている。
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