モクモクれん氏による漫画『光が死んだ夏』初の舞台化となる、舞台『光が死んだ夏』のメインビジュアル、キャラクタービジュアル、公演日程、チケット情報ほか全情報が19日、発表された。辻中佳紀役を本島純政、ヒカル役を今牧輝琉がW主演で務める。 『光が死んだ夏』は、2021年より『ヤングエースUP』にて連載開始された漫画作品。コミックスの累計発行部数は350万部を突破(2025年7月現在)している。7月よりテレビアニメも放送・配信中。 脚本・演出は、2013年『ミルユメコリオ』でせんだい短編戯曲賞を最年少受賞し、伊藤郁女×森山未來『Is it worth to save us?』にシナリオ提供や、作・演出を担当した音楽劇『鬱憤』の上演映像とメイキングがABCテレビで放送され話題になるなど、多岐にわたって活動している藤井颯太郎氏が担当し、音楽は、熱狂打楽器集団LA SENASにも所属し、ノイズやアンビエントの世界をパーカッションなどありとあらゆる楽器を駆使して構築し、2025年10月からは47都道府県ツアーも予定している、さのみきひとが担当する。 今作で辻中佳紀を演じるのは、『仮面ライダーガッチャード』で主人公の一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役や読売テレビドラマ『未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~』で主演を務めた、今回初舞台の本島純政。そして、ヒカルを演じるのは、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン、ミュージカル『新テニスの王子様』の越前リョーマ役などで注目を集める、今牧輝琉。この2人のW主演となる。 また山岸朝子役に橘めい、巻ゆうた役に松尾樹、田所結希役に澤田理央、暮林理恵役に山野海、武田一役に赤星昇一郎、田中役に村田充と、若手から実力派まで幅広い個性豊かなキャストがそろった。 チケットの最速先行申し込み受付は、10月3日正午より開始される。■原作:モクモクれんコメント舞台『光が死んだ夏』の開催、ありがとうございます。熱量のあるスタッフさんたちと演出家さん、役者さんたちが舞台ならではの『ひかなつ』の世界を作り上げてくださっているので、どんな舞台になるかとても楽しみにしています。原作ファンにとってもとても楽しい舞台になると思いますので、ぜひ観に来てほしいです!■スタッフ・キャストコメント▼脚本・演出:藤井颯太郎舞台や演劇の面白さの一つに「得体の知れなさ」があると思っています。暗闇の中に異変を感じて目を凝らしたり、鳴り響く遮断機の音に違和感を覚え耳を澄ましたりする体験は、リアルタイムで観劇できる舞台でしか味わえない体験だと思います。舞台『光が死んだ夏』はそんな“その場に居合わせたからこそ体感できる怖さと面白さ”に満ちた舞台になると思います。信頼できる俳優陣、製作陣とともに、冬の紀伊國屋ホールに忘れられない“あの夏”を出現させます。▼辻中佳紀役:本島純政初めての舞台が『光が死んだ夏』という作品で、辻中佳紀を演じることができるのが本当にうれしいです!原作をはじめて読んだとき、その独特な世界観とよしきとヒカルの複雑な関係に「これから先どうなるんだ!!」と一気に引き込まれました!この物語は、ただのホラーではなく、思春期ならではの孤独や感情、そしてヒカルとよしきの「一緒にいたい」という思いの中に生まれる葛藤が描かれていると思います。よしきは、ヒカルに対して恐怖と想いの間で葛藤し続ける繊細な人物なので、その心の揺れを大切に演じたいと思っています。原作の世界観を、舞台でどのように表現するのか僕もとても楽しみですし、舞台ならではの緊張感を、観にきてくださる皆さんと一緒に体感できたらうれしいです。ぜひ楽しみにしていてください!▼ヒカル役:今牧輝琉初めまして!舞台『光が死んだ夏』ヒカル役の今牧輝琉です! 自分と同じ名前の役を演じさせていただくのは初めてです。 ビジュアル撮影でこの自己紹介をしたときの謎の感動と慣れなさを今でも覚えています(笑)。お話をいただいてから漫画を読んで、そしてアニメが始まってから毎週観るたびに、今日のこの解禁の楽しみがはち切れそうなくらい膨らんでいました!!やっと解放されました! たくさんの方に愛される、この素敵かつ言葉にできない表現を秘めたこの作品は、舞台上でどう描かれるのか、僕にも想像ができません。 ぜひ一緒に楽しみにしていましょう!!! たくさんの愛をこめて、精一杯ヒカルを演じさせていただきます。 よろしくお願いします!