同大会の決勝では1本目に頭部へ強い衝撃を受ける場面があり、一時は心配が広がったが、2本目で得意の“900”(2回転半)を含む高難度トリックを次々に決めて高得点をマーク。3本目には史上例のない連続トリックを披露し、900を連続で2回メイクした直後に720(2回転)を成功させて会場を沸かせた。これらの演技が評価され、男子史上最年少での銅メダル獲得につながった。
昨年3つのギネス世界記録を獲得した河上は、今回で通算4つ目のギネス世界記録保持者となった。
4つ目のギネス世界記録を獲得した河上は「ギネス世界記録を今年も貰えてとてもうれしいです。最年少でX GAMESのメダルを獲得する事が出来て、本当に練習を頑張ってきて良かったと思います」と喜びを語り、「逆に最年長でX GAMESのメダルを獲得して、ギネス世界記録を取りたいです」と話した。
なお、本記録は、11月20日発売予定の「ギネス世界記録2026」日本語版に掲載される。
【4つのギネス世界記録】
▼Most backside 540 skateboard tricks in one minute
(1分間にスケートボードでバックサイド540を行った最多数)
2024年5月22日:13回
▼Most consecutive skateboard '900' in competition (male)
(大会においてスケートボード「900」を連続で行った最多回数(男子))
2024年6月15日:3回
▼Youngest X Games athlete (male)
(エックスゲームズ最年少出場選手(男子))
2024年6月28日:9歳294日
▼Youngest X Games medallist (male)
(最年少Xゲームズメダリスト(男性))
2025年6月28日(現地)/10歳293日