人気アニメ『エヴァンゲリオン』シリーズが、初めて歌舞伎とコラボレーションすることが発表された。松竹との共同企画・製作で『エヴァ歌舞伎(仮)』を、来年2月21~23日に横浜アリーナで開催される大型フェス「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」3日目(23日)で初披露される。


 これは、1995年のテレビ放送で社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』誕生30周年を記念して企画されたもので、大型フェスも30周年イヤーの集大成となるリアルイベントとして開催。

 会場のクリエイティブは、スタジオカラーのクリエイターが総合演出し、展示周遊エリア「EVA EXTRA 30」は、巨大な6面のLEDモニターで設計されたセントラルタワーを中心に構成。周囲にはバーチャルカメラスタジオ、アニバーサリーパーク、『エヴァンゲリオン』シリーズに携わる人々によるトークを中心としたコンテンツが楽しめるラウンジなど、さまざまな体験エリアが用意される。

 「MATERIAL of EVA」では、貴重な制作資料を公開し、シリーズの歴史に触れることができ、会場全体はセントラルタワーを起点にぐるりと巡る周遊型の設計となる。

 「STAGE AREA」ではフェス形式で1日『エヴァ』を楽しめる様々なプログラムを用意。横18m×縦15mの大型LEDがあり、迫力ある映像演出を中心に、音楽ライブ、ファッションショー、トークショーなど、多彩なプログラムを展開する。

 そしてフェス3日目にはイベントにて初披露となる松竹との共同企画・製作での『エヴァ歌舞伎(仮)』が開催。30周年を迎えた『エヴァンゲリオン』と、日本伝統芸能・歌舞伎の初コラボレーションとなる。また、各日のステージエリアでは世界初披露となる「特別映像(仮)」上映も行われる。

 イベントのチケットは10月4日午前10時より先行抽選申込が開始。「EVA EXTRA 30」、「STAGE AREA」それぞれのチケットと共に、どちらのエリアも楽しめるセットチケットが各日販売予定となっている。

 『新世紀エヴァンゲリオン』は、未知の敵性生命体“使徒”が襲来した世界が舞台で、人類が“使徒”に対抗する唯一の手段である汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットとなった少年少女たちと人類の運命を描いたストーリー。


 1995年から1996年にかけてテレビアニメが放送され、その後、2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動。『:序』『:破』『:Q』の3作が公開されて大ヒットを記録し、2021年に公開した完結編『シン・エヴァンゲリオン劇場版』はシリーズ初の興行収入100億円を突破し、大きな話題となった。

■「STAGE AREA」概要
・Day1 Stage Program
1:「OPENING of 30th ANNIVERSARY」
ボイスキャスト登壇予定 ※出演者は後日発表予定
2:「【DAY1 UNION PART】(詳細後日発表予定)」
RADIO EVA / EVANGELION:95による初のランウェイ・ショー「EVANGELION FASHION'S CARNIVAL」の開催を予定
3:「BACK TO NEON GENESIS プレver. (仮)」
映像と共に楽しめるコンサート
4:「特別映像(仮)」

・Day2 Stage Program
1:「OPENING of 30th ANNIVERSARY」
2:「【DAY2 UNION PART】(詳細後日発表予定)」
3:「EVANGELION FLASHBACK(仮)」高橋洋子 SPECIAL LIVE
4:「特別映像(仮)」

・Day3 Stage Program
1:「【DAY3 UNION PART】(詳細後日発表予定)」
2:「EVANGELION WIND SYMPHONY 2026 エヴァフェスver. (仮)」
3:「エヴァ歌舞伎(仮)」
4:「特別映像(仮)」& 「Final Program(仮)」
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