テレビアニメ『葬送のフリーレン』第2期が、2026年1月16日より毎週金曜午後11時に日本テレビ系“FRIDAY ANIME NIGHT”で放送されることが26日、都内で行われた『葬送のフリーレン』アニメ放送2周年上映イベントの舞台あいさつで発表された。あわせて、第2章「断頭台のアウラ編」の上映イベントにアウラ役の竹達彩奈が登壇することが発表された。


 キービジュアルには、フリーレンとその弟子の魔法使いフェルン、戦士シュタルクのパーティーが、どこか水晶のようなものに囲まれた空間に浮いている姿が描かれており、第1期の時には見られなかった新たなシチュエーションを写し出している。第2期でのフリーレンたち3人の旅路、壮大な物語に期待感が膨らむビジュアルとなっている。

 また、7月に発表された第2期のスタッフ陣に加えて、新たなメインスタッフ陣も発表された。充実の体制で、第2期の制作は順調に進んでいるという。

 さらに、10月11日に第2章「断頭台のアウラ編」が全国9劇場で上映されるにあたり、キャストの舞台あいさつが開催される。東京・TOHOシネマズ新宿の上映に、劇中で大魔族アウラを演じた竹達彩奈が登壇する。竹達が演じた“断頭台のアウラ”は、第1期では計3話のみの登場だったが、その圧倒的な存在感と、フリーレンとの間で交わされた「ヒンメルはもういないじゃない」「アウラ自害しろ」といったセリフなどから、そのインパクトは絶大。放送時から大きな反響を呼び、数少ない登場ながらフィギュアなどの商品化やコラボでの描き下ろしビジュアル、さらにゲームコラボにも登場するなど、今なお高い人気を誇っている。登場から2年、いよいよ竹達がアウラについて語る貴重な機会となる。

 『葬送のフリーレン』は、2020年4月より『週刊少年サンデー』にて連載中の同名漫画が原作で、魔王を倒した勇者一行のその後を描く“後日譚ファンタジー”。魔法使いのエルフ・フリーレンが、勇者亡き後の世界で、新しい仲間達と共に新たな冒険を繰り広げるストーリーとなっている。

 “魔王討伐後”という斬新な時系列で展開する、胸に刺さるドラマやセリフ、魔法や剣による戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、キャラクターたちが織り成す物語が多くの読者を獲得。
「マンガ大賞2021」で大賞を受賞した人気作品で、コミックスは累計3000万部を突破し、テレビアニメが23年9月~24年3月にかけて放送された。

 第1期はフリーレン、フェルン、シュタルクが旅の目的地である、魂の眠る地「オレオール」へと歩を進めていく姿で幕を閉じており、26年1月に放送される第2期は原作コミックス7巻収録の第61話から描かれる。

■スタッフ
原作:山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:北川朋哉
副監督:原科大樹
監督協力:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン:高瀬丸 小嶋慶祐 藤中友里
コンセプトアート:吉岡誠子
デザインワークス:小橋弘侑、原野瑠奈、瀬口泉、原科大樹
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:今垣佳奈
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:Evan Call
アニメーション制作:マッドハウス
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