漫画『ブルーロック』が実写映画化されることが、本日28日に都内で開催されたイベント「ブルーロック エゴイストフェスタ2025」で発表された。9月中旬よりクランクインし、ワールドカップイヤーとなる2026年夏に公開。
配給は東宝で、出演キャストは後日発表される。

 今回の実写版『ブルーロック』の制作を担うのは、実写シリーズ『キングダム』や『ゴールデンカムイ』、『国宝』などで知られるCREDEUSで、代表の松橋真三氏は「原作の持つ熱量と、これぞ日本の漫画!という独創的なストーリーに夢中になり、企画を立ち上げて、2022年より本格的に動き出しました。脚本作りでは、金城先生、ノ村先生と密に連携を取りながら、何度も議論を重ねてきました」と説明。

 実写化するにあたり、魅力的なキャラクターたちの”エゴ”を体現できるキャスト陣のリアリティを大事にしたと明かし、「主演を含め、1000人を超える大規模なオーディションを行い、サッカー経験、ビジュアル、演技力、そして人間性を重視しました」と強調した。

 続けて「キャスト陣はクランクインの約1年半も前からプロサッカー選手らの指導のもと練習を重ね、原作さながらな”エゴイスト”たちへと変貌を遂げました。皆さん、互いに高め合いながら凄い気合いで撮影に臨んでくれています。これまで原作が築き上げてきたものを大切に、実写にしかできない表現方法を徹底的に追求して、新時代のエンターテインメントをお届けします。どうぞご期待ください!」と意気込んでいる。

 原作・金城宗幸氏は「リアルブルーロックが始まるぞ!潔は誰がやるの!?蜂楽は!?凪は!?ブルーロックマンは!?納豆は!?とかいろいろ気になると思いますが、かつてないエゴエゴな制作陣が『ブルーロック』を愛して作ってくれています!続報を待たれよ!」と期待。

 漫画・ノ村優介氏は「『ブルーロック』がまさかの実写映画化です!我々以上に熱いエゴイストで、かつ細やかな制作の方々と刺激的な打ち合わせを日々重ねています。『ブルーロック』×実写の化学反応が何を生み出すのか、ぜひお楽しみに!!」と呼びかけている。

 また、イベントでは、テレビアニメ続編となる第3期が制作されることも発表。
金城氏は「続編決定でございます!!!やったぜ…ありがとうエゴイスト制作陣…!潔も僕たちもここから新たなスタートとなります!エゴ全開の、眼ぇグルグルの、ベロだらだらで作って参りますので、クソ跪いてお待ち下さいませ!」と歓喜。

 ノ村氏は「ついに発表となりました!アニメ新シリーズ!!いよいよ“新英雄大戦”の映像化ですね。“青い監獄(ブルーロック)”の面々以上にクセの強い海外勢のアイツやコイツらの活躍をぜひ、クソお待ちください!!」と伝えている。

 『ブルーロック』は、週刊少年マガジンにて連載中のサッカー漫画が原作で、無名の高校生FWである主人公・潔世一が、ライバルたちと激闘を繰り広げながら、日本サッカー界に革命を起こすストライカーの誕生までを描いたストーリー。

 日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため、日本フットボール連合が立ち上げた「青い監獄(ブルーロック)」プロジェクトが舞台で、全国から集められた300人の高校生FWたちが、生き残りをかけて熾烈なサバイバルを繰り広げていく。

 コミックスは累計5000万部を突破しており、テレビアニメは第1期が2022年10月~2023年3月、第2期が2024年10月~12月に放送。2022年にはゲーム化、2023年には舞台化もされている人気作品となっている。
編集部おすすめ