本作は、田口囁一氏の漫画『ふたりエスケープ』(一迅社刊)が原作。かわいいが取り柄の無職の「先輩」と、〆切に追われる漫画家の「後輩」、そんなふたりが繰り広げる現実逃避コメディ。無職でゲーム好き、「現実逃避のプロ」として追い詰められた後輩にさまざまなアドバイス(誘惑)をする先輩役を岩本、日々原稿に追われている漫画家で、先輩に現実逃避をお願いする後輩役を冨里が演じる。
本作が地上波ドラマ初出演にして初主演作となる冨里は、「すごく不安だったし、いきなり主演となって“これ、私にできるのかな”って思っていた」とポツリ。「でも、同じ乃木坂46で、先輩の蓮加さんと一緒に主演できるというのを聞いて、ものすごくうれしくて、不安だった気持ちも楽しみに変わって」と笑顔を見せ、作中でのやりとりに触れ「すごくほのぼのしていて、演じるのが楽しみになっていました」と心境の変化があったことを明かした。
岩本について、冨里は「私のことをすごく気にかけてくださって。ドラマが始まる前も一緒にご飯行こうって。悩みだったり、初めてのドラマでうまくできるかわかんないですみたいなことも親身になって聞いてくださって…」と振り返り、「本当に大好きです」と憧れのまなざしを向けた。また、「変なボケとか、ツンツン、とかちょっかいかけたときに、ちゃんと返してくださるんです。ちゃんと笑ってくださるので、やさしいなと思います」と笑顔で語った冨里。
「きょうの記者会見も緊張していたんですけど、蓮加さんがずっと大丈夫だよ!って言ってくれて」と岩本の面倒見の良さにうれしさをあらわにしていた。
司会は、テレビ大阪の川北円佳アナウンサーが務めた。