■『RIZIN.51』(28日/名古屋・IGアリーナ)
 王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフが初防衛戦に成功したフェザー級タイトルマッチで、解説を務めた平本蓮が「バクチみたいな戦い方じゃ絶対に勝てないって改めて思った」と分析し、「俺しかいないですね、それができるのは」と断言した。

 解説席から試合を見届けた平本は「新時代の強さを感じる。
パンチもコンパクトでちゃんとボクシング強い」と王者の強さを絶賛。「前に出てプレッシャーかけさせずに、真っ向からレスリングとボクシングで勝負するしか勝てる方法はない。距離を取ってカウンターを当てられるかって言ったら、このタイプの選手は無理だと思う」と分析した。

 「打撃と組技が一体化している」と底知れない強さを警戒するも、唯一にして最大の必勝法を見出し「俺しかいない」と王者刈りを見据えている。

 今年2月に右肩の「外傷性肩関節不安定症」による手術を受け、リハビリに励んでいる平本。徐々に練習を再開した様子をSNSでアップし来たるべき復帰に備えているが、最強の王者とリングで対峙する日は来るのか。
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