本作は、給食マニアの教師・甘利田幸男(市原)と、同じく給食を愛する生徒が、「どちらが給食をおいしく食べるか」を競い合う学園グルメコメディー。
物語の舞台は1990年初夏。函館の中学校に勤める甘利田と、アレンジ給食の天才・粒来ケン(田澤泰粋)らが、青森・岩手への2泊3日の修学旅行に出かけ、ご当地グルメでアレンジ対決を繰り広げる。
舞台あいさつでは、出演者たちの「修学旅行の思い出話」に花が咲いた。ドラマシリーズ1作目に甘利田の同僚・御園ひとみ役で出演し、約6年ぶりのカムバックとなった武田は「私は福島県出身なので、小学校も中学校も修学旅行の行き先は東京でした。その時にお笑い芸人さんのライブを見に行ったんですが、トータルテンボスさんが出演されていて、観客の中から抽選で1人だけサインがもらえる企画があり、私が当たったんです。それがすごく記憶に残ってます。めちゃくちゃうれしかったです」と笑顔で語った。
現役高校生である田澤は、来月に予定されている修学旅行について「楽しみなのは、やっぱり食事ですね」とコメント。そんな田澤に対し、市原は「給食もそうだけど、誰かと一緒にいるだけで、喜びは倍になって、悲しみは半分にできる。修学旅行って、道端さえテーマパークみたいに感じる、すべてが楽しい時間ですよね。友達と一緒にいるだけで幸せ。