譲れないこだわりを聞かれた阿部は「髪の毛は、自分で切る方がうまい!」と胸を張った。「刈り上げは難しいですが、俳優だからつながりってあるじゃん。あんまりきっちり切れないんです。床屋に行って失敗して『つながってません』って言われるのを防ぐために、バラバラに切ることにしたんです」と経緯を説明した。
藤原や夏川が驚く中、阿部は「つながりを考えながらうまく切れるんですよ」と堂々とコメント。「女の人は無理ですが、男の人はやってみたらいかがでしょうか」と提案した。藤原が「これから自分で切ってみようかな。やってみようと思います!」と前のめりな姿勢を見せると、阿部は「できるよ!」とエールを送っていた。
本作は、第36回山本周五郎賞の候補にもなった浅倉秋成氏による同名小説(双葉文庫)が原作。大手ハウスメーカーの営業部長・山縣泰介(阿部)がある日突然、SNS上で“殺人事件の犯人”として個人情報を晒され、炎上の渦に巻き込まれていく。
藤原は最初に事件の投稿を拡散した大学生インフルエンサーでサクラ(芦田愛菜)と一緒に泰介を追う住吉初羽馬、夏川は泰介の妻・芙由子を演じる。