日本のティーンの代表を決定するミス・コンテスト「2026ミス・ティーン・ジャパン 決勝大会」が12日、東京・原宿のWITH HARAJUKU HALLで開催。札幌、東京、名古屋、大阪、福岡での地方大会を経て、応募総数3582名の中から選ばれた11名のファイナリストが東京での決勝大会のステージに登場。
自己紹介、ウォーキング、パフォーマンス披露、質疑応答の審査の結果、大分県出身の17歳、上野真子さん(うえの・まこ)がグランプリに選ばれた。

 上野さんは「私は常に明るく元気な性格で、人と接することが大好きです。どんな場面でも明るく前向きなエネルギーを笑顔で届けるということを大切にしており、あの子といると元気がもらえると言ってもらえることが私の喜びです」と自己アピール。「ミス・ティーン・ジャパンとしてさらに多くの人々にポジティブな影響を与え、笑顔と元気を広めていきたいと思っています。私の将来の夢は、グローバルに活躍し、誰もが憧れるモデルさんになることです。ただ綺麗なだけではなく、多くの人々に夢や希望を与えられるモデルさんになりたいです」としっかりした口調でアピールした。

 特技披露は、九州大会では13年間学んだクラシックバレエを披露したが、「毎年多くの人がクラシックバレエを披露するので、被ると思ったのと、新しい表現にチャレンジしたいと思ったので」と、敢えて初挑戦のパントマイムを披露。学校の芸術鑑賞会で観てから「表現力の高さや面白さに衝撃を受けた」と練習を始めて2ヵ月のパントマイムだったが、ステージを大きく使った全力のパフォーマンスと、コミカルでくるくると変わる多彩な表情を披露。審査員も「お芝居も出来るんじゃないかなっていうぐらい、素晴らしいパフォーマンスでした」と絶賛する魅力を見せつけた。

 グランプリを受賞し「これまで一生懸命頑張ってきたことが、このような形で身を結んですごく嬉しい気持ちです。支えてくださった家族や仲間、応援してくださった方々に心から感謝しています。これからも笑顔で自分らしく様々なことに全力で挑戦していきたいです」と語った上野さん。
今後の夢はモデルで「ミュージックビデオに出演して新しい自分を表現してみたいですし、大きなランウェイを歩くのも夢」と語る。憧れは中条あやみ。「穏やかな存在感がありながら、自然体で親しみやすい笑顔がとても魅力的で憧れています」という。グローバルな活躍を目指して英語を学べる大学に進むことが決まっており、今後の活躍に期待が膨らむ17歳が夢への一歩を踏み出した。

 グランプリを受賞した上野真子さんのほか、準グランプリには大阪府の13歳・池之内琉羽さん(いけのうち・るう)、フォトジェニック賞には鹿児島県出身の14歳・中尾明彩さん(なかお・めいさ)が選ばれた。
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