本作は、公私共にパートナーである弁護士・音喜多初(前田)と、探偵・伊勢谷海(水沢)が、パートナーの裏切りに苦しむ人のため、離婚弁護を請け負っていくドラマ。2人のもとにさまざまな離婚依頼が舞い込み、法では結ばれない2人は“おいしい離婚”へと導いていく。
「不倫夫と離婚したい」という彩香(山谷花純)が、初のもとに相談に来る。夫の不倫相手は近所に住む友人女性だという。しかも、彩香が持ってきた写真にはホテルに2人で腕を組み入っていく様子が鮮明に映し出されていた。不倫の証拠写真としては申し分のない決定的な瞬間の激写。しかし、やけに収まりのいい写真に初は違和感を覚える。そう言えば、彩香の話し方もどこかぎこちない。
そして、初のパートナーであり探偵の海と暮らす家に、突然、訪ねてきた謎の少女。少女は初を見るなり「お父さん!」と呼ぶ。海は見ず知らずの謎の少女の登場に大きく心を揺さぶられる。
海と謎の少女・杏奈(増田梨沙)は、依頼人と友人が会う現場に潜入する。