年齢も出身地も一切明かされていない井上は、その透明感あふれるビジュアルで注目を集めた存在。蜃気楼のように神秘的な出現から“幻のプリンセス=Mirage Princess”と呼ばれるようになった。
本作では、その神秘性をさらに深く掘り下げるべく、「光と影」をテーマに撮影を敢行。レンズを担当したのは、多くの著名俳優・アイドルを撮影してきた福島裕二氏。柔らかな光に包まれる午前のシーンから、影が落ちる黄昏時まで、彼女の多面的な表情を余すことなく捉えた。
「まだ誰も知らない」存在として登場した井上ももにとって、この写真集は井上の“物語の第一章”となる一冊となる。