累計興行収入200億円を超える大ヒットを記録した『バイオハザード』シリーズ、そして世界的ゲームをハリウッドで実写映画化した『モンスターハンター』。アクション映画史において常に革新を起こしてきた俳優ミラ・ジョヴォヴィッチとポール・W・S・アンダーソン監督が、再びタッグを組む最新作『In The Lost Lands』が、『ロストランズ 闇を狩る者』の邦題で2026年1月1日より東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開されることが決定した(配給:ハピネットファントム・スタジオ)。

 原作は、『ゲーム・オブ・スローンズ』『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン』で知られる現代ファンタジーの巨匠ジョージ・R・R・マーティンによる短編小説。原作に惚れ込んだジョヴォヴィッチとアンダーソン監督がプロデューサーも兼任し、7年の歳月をかけて映画化を実現した。

 物語の舞台は、文明が崩壊した世界。愛と権力に飢えた王妃の願いを叶えるため、魔女アリスは案内人ボイスと共に、魔物が支配する絶望の地“ロストランズ”へと旅立つ。

 ミラ・ジョヴォヴィッチが演じるのは、報酬さえ払えばどんな願いも受け入れる不死身の魔女グレイ・アリス。『バイオハザード』シリーズの主人公と同じ“アリス”の名を持つキャラクターで、刃を振い、銃撃戦をくぐり抜け、さらには魔力をも操る。アクション・ヒロインの代名詞ともいえるジョヴォヴィッチが、惜しみない肉体演技を披露する。

 案内人ボイスを演じるのは、WWEで6度のヘビー級王座に輝き、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのドラックス役で知られるデイヴ・バウティスタ。鋼の肉体と重厚な存在感で、物語の鍵を握るハンターを演じる。

 12月17日に50歳の誕生日を迎えるジョヴォヴィッチにとって、本作は40代最後の主演作。円熟と情熱が融合したアクションが、新年の幕開けを飾る。

 撮影には、最新のゲーム制作プラットフォーム「アンリアル・エンジン」を導入。リアルと幻想の境界が溶け合うようなビジュアル体験が実現した。圧倒的スケールで構築された“ロストランズ”の世界が、観る者を絶望の渦へと引きずり込む。

 このたび、ミラ・ジョヴォヴィッチとデイヴ・バウティスタの死闘が垣間見える特報映像が解禁。王妃が望む“力”を求め旅立つアリスとボイスの前に、異端者として処刑を企む族長の追手が迫る。魔物が跋扈する過酷な環境の中で、二人が互いにナイフを突きつける緊迫の瞬間も映し出されており、“テンション爆上がり”のノンストップアクションを予感させる仕上がりだ。

 主演のジョヴォヴィッチと、監督・脚本を務めたアンダーソンからは日本向けコメント映像も到着。「日本での公開が待ち遠しい! 続報を楽しみにしていて」と興奮気味に語るジョヴォヴィッチの隣で、監督は「ファンタジーとSFを融合させた、アクション満載の壮大な作品」と本作を紹介。世界的大ヒット作を生み出してきた二人が挑む新たなダークファンタジーに、期待が高まる。

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