佐野元春&THE COYOTE BANDが、再構築をテーマにした新作アルバム『HAYABUSA JET II』を12月10日にリリースすることが決定した。

 同作は“元春クラシックスの再定義”をテーマとしたアルバム『HAYABUSA JET』の第2作となる。
過去の名曲を、ただ懐かしむのではなく、現代の音楽として“未来の世代に向けて”プレゼンテーションすることを目的として、今年3月に1980年代の楽曲を中心に再構築した『HAYABUSA JET I』をリリース。この前作に続き、『II』では、時代を超えて響くメッセージ性の強い楽曲を多数収録する。これまで多くのリスナーを鼓舞してきた楽曲が、最新のアレンジで生まれ変わり、佐野は「『HAYABUSA JET I』が新しい世代にも届いたのがうれしかった。本作も同じ気持ちで作った」と語っている。

 演奏を支えるTHE COYOTE BANDも、楽曲が持つエッセンスを引き出し、オリジナル以上の力強さで再構築されたサウンドを実現している。レコーディングエンジニアには長年佐野の音作りを支えてきた渡辺省二郎、マスタリングにはイギリスの名匠マット・コルトンを起用するなど、音像にも徹底してこだわっている。

■収録曲(全10曲)
M01. 君を想えば/Innocent(『The 20th Anniversary Edition』2000年)
M02. 新しい航海/New Voyage(『ナポレオンフィッシュと泳ぐ日』1989年)
M03. 太陽/The Sun(『The Sun』2004年)
M04. 新しいシャツ/New Shirts(『The Circle』1993年)
M05. レイン・ガール/Rain Girl(『The Circle』1993年)
M06. 訪問者たち/Visitors(『Visitors』1984年)
M07. 君を汚したのは誰/Shame(『Visitors』1984年)
M08. 吠える/Happy Man(『Someday』1982年)
M09. 誰かが君のドアを叩いている/Someone is knocking on your door(『Sweet16』1992年)
M10. 新しい世界/New Age(『Visitors』1984年)
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