田中と遼河が訪れたのは、東京都世田谷区の“スゴイ家”。
開放的なガラス戸の玄関に田中も遼河も思わずびっくりするが、立地を生かして視線をカットできていることに気付き納得。中は17.5帖のリビングダイニング。吹き抜けで仕切りもなく、大きなワンルームになっている。田中は「いいですね。広く感じる」と感心する。
駐車場の六角形のタイルは、夫妻が以前暮らしていたフランスのアパートをモチーフにしたそう。室内も六角形のタイルが続いており、それが裏の道まで続いている。つまり、家の中が六角形のタイルでつながった道になっている。夫はこの設計について、以前の住宅では近所の住民が庭の中を通っていた思い出を振り返り「この土地の歴史を踏まえての設計だった」と語る。
道の上の2階は、仕切りなしの8帖のスタディスペースと男三人兄弟の子どもスペース。
広い空間にも関わらず、高断熱・高気密にこだわったことで夏も冬もエアコン1台で過ごせるというエコっぷり。電気代もほぼゼロにできている秘密も明かす。果たして、その建築費は。
このほか、千葉県柏市の「家族5人全員が快適に暮らせる風が通り抜ける開放的な家」が登場する。