リニューアルに先立ち、お披露目を兼ねたメディア限定試食会を16日に牛角赤坂店にて開催。最初に提供されたのは、ブランドを象徴する『牛角上カルビ』と『牛角上ハラミ』。今回の試食会では特別に、リニューアル前と後の“食べ比べ”を行った。来場者からは「より肉の味に深みが出て、“焼肉を食べている!”という実感が高まる」「どちらもおいしいですが…改定後の方が印象に残る味」といった声が寄せられ、アップデートを感じていた模様。
その理由は、過去に好評だったGNN(ごま、ネギ、にんにく)をタレに加えたこと。香りと旨みが肉全体に広がり、現行のおいしさを大切にしながらも、より一体感のある味わいへ。一口目の満足感だけでなく、食後に“ふと思い出す味”を意識した味設計で、焼肉の基本体験をより印象深くした。派手な変化ではなく、おいしさの“深化”によって、積み重ねていく進化。創業以来培ってきた味の根幹を守りながら、より体験価値を向上させ、次の時代へとつなげる。
続いてお披露目されたのは、新商品の『チーズうまトマチキン』と『ハニーマスタードポーク』。焼肉にイタリアンや韓国のエッセンスを取り入れており、「焼肉のイメージを広げてくれる」「変化球として最後まで飽きずに楽しめる」といった感想が寄せられた。
また『ふりそで特製醤油焼き』では、部位の珍しさについて質問が相次いだ。焦がし醤油に黒胡椒がアクセントとなり「これはヤミツキになる」「ビールが欲しくなる味」といった声が多数。さらに『本格麻辣湯スープ』では、「想像以上に具だくさん!」「麻辣湯と白ごはんでランチに食べに来たい」と好評だった。
同店の 「冷麺」は、年間230万食を販売する王道の“焼肉の〆”。そんな牛角の「冷麺文化」に新たな風を吹き込む新商品が、名店「宝華」監修の『牛角油そば』。「これは旨い!焼肉に油そばをオススメする理由に納得」「意外と油っこくなくて、女性にもちょうどいい」と絶賛の声が。さらに、新たな麺類として『濃厚旨辛にんにくラーメン』も登場。来場者からは「焼肉の後でも食べたくなる完成度」「専門店顔負けの味わい」といった声が寄せられた。
最後に、体験型デザート『炙って!ドーナツアイス』と『キャラメルスイートポテトケーキ』が登場。焼肉ならではの「焼く」「仕上げる」といった要素を取り入れながら、焼肉の後に“もう一度笑顔になれる”スイーツ体験で、“あたたかく・甘く”締めくくる。
試食を通じて牛角の新しい“味・体験・シーン”を体感できるイベントとなり、参加者からは「牛角の進化を実感した」「今度はプライベートで友人と愉しみたい」といった期待の声が数多く寄せられた。
■担当者コメント(レインズインターナショナル 牛角メニュー開発部部長 秋元伸啓氏)
牛角では「焼肉とは、肉に味をつける料理」と考えています。
また、味以外にも「いろいろなシーンで楽しめる」ことが、牛角が幅広いお客様にご支持いただいている理由と考え、サイドメニュー・〆・デザートにおいても“また来たくなる体験”を追求し、今回の改定に至りました。
Q:味付けを変更した理由を詳しく教えてください。
A:「GNNダレ」は、コロナ禍における人手不足などの観点から一時提供を見送っていましたが、「お客様により満足していただけるよう、提供価値を高めたい」という強い想いから、この度の復活を実現しました。もちろん今の商品も自信をもって「おいしい」といえるものをご提供しています。そのため、派手な味変更ではなく、今の良さを生かしつつ味を深化させる改定を行いました。
Q:「牛角上ハラミ」の味付けについて ―焼肉の味付けで「タレ」「塩」はありますが、「塩ダレ」って珍しいですよね?
A:私は「牛角生まれ、牛角育ち」なので、慣れ親しんでしまっていましたが……(笑)確かにそうですね。「塩ダレ」のルーツは、牛角で最初に「ハラミ」「ピートロ(トントロ)」を提供し始めたころだと聞いています。
Q:なぜ「ふりそで(特製醤油焼き/塩ダレ)」など、珍しい部位を提供するのですか?
A:焼肉牛角として、牛角ならではの「鶏焼肉」を楽しんでいただきたいと考えた際に、希少部位「ふりそで」に目を付け、黒胡椒が隠し味の「特製醤油」の味付けにこだわりました。もちろん、牛角自慢の「塩ダレ」味もオススメです。