声優宮野真守が、28日発売のファッション誌『Oggi』12月号の人気声優連載「耳恋▽推しの声が聞きたくて」(▽=ハートマーク)に登場する。歌手としては、昨年12月~ことし1月まで開催された5都市9公演のライブツアーを成功させ、声優としては、映画『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の童磨役や、テレビアニメ『謎解きはディナーのあとで』の風祭京一郎役を演じた。
ジャンルの枠を超えて、エンターテインメントシーンの第一線で活躍し続ける宮野が、仕事論について大いに語る。

 11月19日にリリースされる『FACE』は、約3年ぶりとなる8枚目のアルバム。“マルチフェイス”な宮野の魅力が表現されている『FACE』というタイトルには、「時代の顔」になっていくという意志と覚悟も込められている。「これぐらい強い気持ちを込めたら自分に発破をかけられるんじゃないか、そして、本当に唯一無二の存在になれるんじゃないかという感覚がありました。エンタメを生業にしている以上、そろそろこの言葉を掲げてもいいのかなと思い始めたんです」と語る。

 さらなる高みを目指し、魅力を更新し続ける宮野がこだわっているのは、“宮野真守”という存在がおもしろいかどうか。「こうした仕事をしている以上、おもしろいと思ってもらえないと僕は成立しない。『こんなものか』と思われたら終わり。だからこそ、面白いものをつくるために妥協せずにやってきました」と振り返る。

 常に新しいことに挑戦を続ける宮野は、現在42歳。自身の経験を振り返り、「歳はとってしまうものではなく、重ねられるもの」と30歳前後のOggi世代に向けて、こんなエールを贈る。「歳をとることで、経験値や自分の武器は増えていく。
年齢をがんばらない理由にしてはいけないし、負けちゃいけない。一年一年がんばってきたことが、今の自分の自信につながっているのかなと思います。いつだって自分の人生にワクワクを追い求めてほしいですね」と呼びかける。

 撮り下ろしのポートレートも見どころ。大人の色気が溢れる、モデルのようなモードなカットも魅せる。インタビューではアルバム『FACE』に込めた想いや、11月から始まるアジアツアーのテーマやコンセプトなど、たっぷり語っている。自分を高めるための金言が詰まったインタビューが展開される。
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