原作の6つの短編から4篇を1話完結のオムニバスドラマとして映像化。
第1話「十年目のクリスマス」は、東京第一銀行に勤める永島慎司(町田)が会社が倒産し路頭に迷ったはずなのに、なぜか羽振りが良さそうな神室電機の社長・神室彦一(上川隆也)を見かけたことから真相を調べようとする。
第2話「芥のごとく」は、新人の行員・山田一(菅生)が、初めて担当となった資金繰りに苦戦する土屋鉄商の女性社長・土屋年子(黒木瞳)を支えようと奔走する。
第3話「セールストーク」は、京浜銀行から融資の見送りを告げられた印刷会社の社長・小島守男(石黒賢)が独自で5千万円もの融資を取り付けたことに疑念を抱いた融資課長・北村由紀彦(伊藤)が、その資金繰りの真相を調べる。
第4話「かばん屋の相続」は、松田かばんの社長・松田義文が急死し、遺言状には会社を支えてきた次男の均(中尾明慶)ではなく、家業を嫌い行員となった長男の亮(青柳翔)に会社の全株を譲ると書かれていたことで、亮と対峙することになる湊信用金庫の職員・小倉太郎(藤原)の奮闘を描く。
松田かばんの常連客であり、サンタクロースに扮して永島にチラシを配っていた謎の男役で石丸幹二が出演。そのほか、柳ゆり菜、半田周平、甲本雅裕、入江甚儀、池端杏慈、平山浩行、泉澤祐希、皆川猿時、正名僕蔵、武田航平、岡本玲、芹澤興人らが脇を固める。
原作の「十年目のクリスマス」は、『シャイロックの子供たち』の前年、「セールストーク」は『空飛ぶタイヤ』とほぼ同時期に書かれたもの。池井戸の創作活動が大きく広がりを見せていた時期に執筆された作品が、どのように映像化されるのか楽しみだ。
さらに、池井戸作品の魅力といえば、苦境に立たされた人々が決して諦めず、知恵と信念で道を切り拓く“逆転のドラマ”にある。本作でもその精神は健在。下町を舞台に、金融機関で働く人々の矜持と人間模様を濃密に描き出す。
本作は、WOWOWにて12月27日、28日の2夜連続(後10:00~)放送・配信(全4話※第1話無料放送)。

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