芸能界デビューを目指すうえで、多くの人が「壁」と感じるのが「年齢のタイムリミット」。芸能プロダクションの応募資格の年齢は多くが10代~20代前半となっており「20代半ば過ぎたらデビューはもう無理…?」と焦る人も多い。
そこでオーディション情報サイト『デビュー』は“20歳以上の志望者からの応募も歓迎!”し、幅広い年齢からの応募を受け付けている芸能プロの新人オーディションを特集。俳優、モデル、タレント、アーティストなど、多彩なジャンルの人材を擁する40社の新人募集情報が掲載されている。同企画には映画「PLAN75」で高く評価され国際的に活躍するステファニー・アリアンが所属するTORAインターナショナルが参加。新人を募集している。

 映画24区代表・プロデューサーの三谷一夫が2024年に立ち上げた映画の企画兼俳優のエージェント会社。同社では今後日本のみに拘らず、アジア地域(韓国、中国、フィリピン、ベトナム、ネパール等)をベースとしたグローバルな映画作りを世界に向けて発信。そしてその舞台で活躍できる俳優を同時に育成・プロデュースしていく。

 中学生・高校生は演技経験を問わないが、学校の勉強や語学を疎かにせず、一生涯勉強と訓練を続けていく意思と覚悟のある人を重視。大学生以上は相応の演技経験に加え、ものづくりに対する思考や創作に関わる価値基準の有無も審査対象となる。

 なお、俳優でありながら、監督やプロデューサーとしてのスキルも同時に身につけていきたい人も歓迎。
また、女性モデル(身長165cm以上)からの俳優転身も歓迎。俳優スキルは社内で丁寧に指導していく。
将来的に英語のスキルは必須(今は英語が話せなくても今後自己努力で上達していく意思があればOK)。

 採用後、新人は映画24区やキネマ旬報社が提供する学びの場で勉強(費用は一切かからない)しながら、映画を中心に幅広くオーディションを受けさせていく。地方在住の方は上京しなくてもOK。可能な範囲でオーディションを受けていく。新人はオンラインで勉強できる環境も準備している。

■求めている人材:読書や映画が好きな人、運動ができる人、身長が高い人(特に女性)。日本国籍以外の人、ハーフも歓迎。

【主な所属者】
◆ステファニー・アリアン
フィリピン人と日本人の両親のもと、フィリピンで生まれ育った俳優。18歳で来日し、東京で女優としてのキャリアを確立。
2022年、映画「PLAN75」(主演:倍賞千恵子、磯村勇斗)に主役の一人=マリア役で出演。同作品は2022年の第75回カンヌ国際映画祭でカメラドール特別賞を受賞し、2023年の第95回アカデミー賞の日本作品として出品された。
また、本人もマレーシア国際映画祭2023に最優秀助演女優賞を受賞。

近年の出演作に「フィリピンパブ嬢の社会学」「チャチャ」「ブルーイマジン」など。

◆島田愛梨珠
2004年生まれ。大阪府出身。2022年に田辺・弁慶映画祭や京都国際学生映画祭で高く評価された映画「魚の目(ますだあやこ/板野侑衣子監督)」の主演として映画デビュー。
その後、映画「あした、授業参観に行くから。(安田真奈監督)」などに出演。
現在は2本の映画主演作「おばあちゃんの秘密(今関あきよし監督)」「いつかの走馬灯で(堀陽子監督」が公開待機中。

他の所属タレント/
本間淳志、一宮レイゼル、てん子

 大学進学や就活、社会人経験などを経る中で、「やっぱりデビューの夢を諦めたくない!」と思うタイミングがやって来る。その時にはチャレンジの機会が狭まっているのも事実。しかし今回の特集では、そんな人たちからの応募を待つ芸能プロダクションを40社紹介している。応募の締切はすべて11月16日(日)に統一され、応募、審査、所属の際にも費用負担のない情報を揃えている。多くの経験をしてきたからこそ輝く魅力で、オーディションに臨んでみてはどうだろう。
応募の詳細は「デビュー」に掲載中。
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