ATEEZが目の前にいるかのよう――初のVRコンサート映画12月5日より日本公開へ　サブポスターも新たに解禁

　世界的に活躍する8人組K-POPボーイズグループ・ATEEZの初となるVRコンサート映画『ATEEZ VR CONCERT : LIGHT THE WAY』が、12月5日から日本で公開されることが決まった。あわせて、上映劇場の詳細およびチケット販売情報、さらに新たなサブポスタービジュアルが解禁された。

　ATEEZは2018年のデビュー以来、圧倒的なパフォーマンスと独自の世界観でファンを拡大。23年には2枚目のフルアルバム『THE WORLD EP.FIN : WILL』が米「Billboard 200」で1位を獲得し、K-POPグループとして初めて米音楽フェス「コーチェラ」に出演するなど、海外での評価も高い。

　本作は、アジトで過ごすメンバーのもとに届いた謎のメッセージを発端に、姿を消したファン“ATINY（エイティニー）”を探す旅へと向かう物語。炎が吹き荒れる廃墟や濃い霧に包まれたダークシティなど、幻想と現実が交錯する空間を舞台に、物語が映画のように展開していく。

　「INCEPTION」では没入感あふれる幻想的な空間、「BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)」では爆発的なエネルギーに満ちた激しいステージ、「Ice On My Teeth」では節制されたカリスマ性を全面に出した演出など、各曲の世界観に完全に調和したパフォーマンスが繰り広げられる。これらのステージがストーリーと一体となることで、一本の壮大な叙事詩のような体験を生み出していく。

　撮影はAMAZE（アメイズ）による最新技術を用い、12Kの超高画質実写、AIベースの映像処理、Unreal EngineによるVFXを組み合わせたもの。従来のVRコンサートを超えた臨場感で、まるでATEEZが目の前にいるかのような体験を実現したという。

　公開は12月5日にTOHOシネマズ新宿で先行スタートし、12月12日からはTOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ赤池でも順次上映される。チケットは新宿先行上映分（12月5日～11日）が11月21日午前0時から販売される。

　あわせて公開されたサブポスターでは、正面を見据えたメインビジュアルとは異なり、メンバー同士が微笑み合い、漆黒のグラスを手にしたリラックスした表情が写し出された。落ち着いた雰囲気の中にATEEZならではの魅力が漂う仕上がりとなっている。