同モデルは、グレッチのクラフトマンシップとアビー・ロード・スタジオの音響技術を融合させた“録音のためのギター”として開発された。最大の特徴は、アビー・ロード・スタジオ内のチームが開発した録音時の不要な超低域や機械的振動ノイズを排除する「RS 97 Rumble Filter」に着想を得た内蔵回路を備えている点。これにより録音に不要な超低域や振動ノイズを排除し、複雑なアレンジにおいても明瞭かつ温かみのあるトーンを実現する。ギターの信号にAbbey Roadの録音技術を組み込むのは本機が初となる。
グレッチとアビー・ロード・スタジオはいずれも音楽史において革新をもたらしてきたブランド。グレッチはザ・ビートルズのジョージ・ハリスンをはじめとする名だたるアーティストに愛され、アビー・ロード・スタジオは、ザ・ビートルズのほか、ケイト・ブッシュ、フェラ・クティ、オアシス、エイミー・ワインハウスといった数々の伝説的アーティストを手がけ、1930年代からレコーディング技術の革新を牽引してきた。両者が共有する「音響へのこだわり」「クラフトマンシップ」「技術革新」が、このモデルに結実している。
『RS201 Studiomatic』の開発過程は、グレッチのYouTube公式チャンネルで公開されており、エンジニア同士がギターパーツを送り合いながら試作を重ねた詳細なプロセスが紹介されている。


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