俳優の鈴木浩介、永作博美が20日、都内で行われた浜辺美波、目黒蓮(Snow Man)がW主演する映画『ほどなく、お別れです』完成報告会に登壇した。撮影中、共演の目黒の姿勢に思わず感心したエピソードを明かした。


 遺族の希望に沿って故人に合った葬儀を提案し、全ての手配と進行(葬儀の段取り、会場設営、式の進行など)を執り行う仕事“葬祭プランナー”を題材とした今作は、長月天音氏のデビュー作『ほどなく、お別れです』から始まる「ほどなく、お別れです」シリーズ(小学館文庫)の実写化となる。

 就職活動全敗の末に、葬儀会社「坂東会館」にインターンとして入社した新人葬祭プランナー・清水美空を浜辺、美空をスカウトし厳しく指導する葬祭プランナー・漆原礼二を目黒が演じる。

 美空の両親を演じる鈴木と永作だが、鈴木は「ずっと目黒さんが(撮影中に)立っているんです。目黒くんが全然座らないから永作『全然目黒くん座りませんね』って話して。遠くから目で『座りなよ』って合図しました」と振り返った。

 これに永作も「すごく頑張って立っていて。2人でラクな方にラクな方になっちゃうんですけど」と苦笑すると鈴木は「(目黒が)『大丈夫です』みたいな。なんか高倉健さんってこんな感じだったんだ」とうなり、会場を笑わせていた。

 このほか、森田望智、夏木マリ、三木孝浩監督が参加した。
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