25日に放送されたテレビ東京『開運!なんでも鑑定団』(毎週火曜 後8:54)では、米沢藩中興の祖・上杉鷹山(1751~1822)の書状が登場し、“ド級値”の鑑定結果が驚いた。

 36歳の依頼人は高校生の時に興味を持ってから、儒学者・細井平洲(1728~1801)をずっと尊敬していると言う。
埼玉県から米沢市にある平洲ゆかりの寺院・普門院に何度も訪れているほど。

 そんな依頼人のお宝は、その平洲を師と慕い「なせば成る なさねば成らぬ」の言葉で知られ、名君で知られる上杉鷹山の書状。ネットオークションでたまたま見つけ、29万円で落札した。内緒にしていた妻には、スタジオで知られてしまうことに。

 「間違いなく本物!」と自信満々の依頼人は、本人評価額を「150万円」と提示。MCの菅井友香も本物と信じて「180万円」と予想。結果は、菅井の予想がずばり的中し「180万円」。スタジオには拍手が響いた。

 鑑定した愛知東邦大学客員教授の増田孝氏は「真筆に間違いございません」と述べ、「教養人としての姿がうかがえる手紙。書からいっても文書的にいってもなかなか味わい深い良い手紙です」と評した。

 視聴者からは予想を当てた菅井に対して「ゆっかージャストミート」「ゆっかーの目利きはすごいよね」「審美眼が磨かれてる」といった声が寄せられた。
編集部おすすめ