きょう27日に横浜アリーナでの卒業コンサート2日目を迎える乃木坂46久保史緒里が、初めての書き下ろしエッセイ『LOST LETTER』(幻冬舎)を12月16日に発売する。このたび、本作の表紙が解禁された。


 表紙には、自宅で久保がリラックスしている何気ない一瞬をとらえた写真を使用。『乃木坂46のオールナイトニッポン』で度々語られる”久保の部屋”の様子が垣間見られる1枚となっている。

【書籍概要】

 久保の部屋にはトップアイドルとして生きてきた9年間につづった、けれども渡せなかった、約150通の手紙があった。卒業発表直前の短い夏休みに、久保は訪れた屋久島でその手紙たちを燃やすことにした――。その旅の道中や縄文杉への登山で去来した思いをつづったエッセイと「嫌われたくない人間」であると自覚する久保が、読者に宛ててのその人生経験を凝縮して書き下ろした「17通の手紙」からなる1冊だ。

 幼い頃から卒業を目前に控えた現在に至るまでを振り返るロングインタビューに加え、手紙を手放した屋久島の夜と、手紙をつづってきた自宅で撮影した貴重な写真も収録されている。

■久保史緒里 コメント
長いこと、アイドルを卒業するときに、これまでの生き方を自ら綴った本を作りたいと思っていました。乃木坂46からの『卒業』は私にとって、人生の大きな節目であると自覚していたからです。24年間で得たものを、一度ここに全て置いていきたい。人の目を気にしすぎる心で、どうしてアイドルという社会を9年間生き抜くことができたのか。何故、私はわたしなのか。この本が、生きづらい世の中で今日を生きるための休憩所に少しでもなれば嬉しいです。


【著者プロフィール】
久保史緒里(くぼ・しおり)
2001年7月14日生まれ。宮城県出身。2016年乃木坂46に加入。2022年「乃木坂46のオールナイトニッポン」2代目パーソナリティに就任。2023年写真集『交差点』を発売。ドラマ『どうする家康』『落日』『あんぱん』や、映画『ネムルバカ』『ほどなく、お別れです』『恒星の向こう側』など、俳優としても活躍。2025年11月、乃木坂46を卒業する。
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