きょう29日放送のMBSテレビ『よしもと新喜劇』(毎週土曜 後0:54 ※関西ローカル)は、1年3ヶ月ぶりの辻本茂雄座長公演「茂造の、ギャグ祭りじゃ~い!」を放送する。

 辻本が「ストーリーを細かく作らず、ギャグを見せることに重きを置いた」と収録後に語った今回の公演は、若手からベテランまで見せ場が多く、おなじみのギャグや展開に茂造からのアドリブが振られるなど、見どころ満載。
名物ギャグ「許してやったらどうや」や「つまらないものにはメーン」なども登場し、舞台を盛り上げる。

■辻本茂雄 コメント全文
――今回の見どころを教えていただけますでしょうか?
辻本:茂造の新喜劇の中でしかできないギャグをたくさん見られるところです。寛平兄さんが、「あの子誰やねん」っていう全然出ていない若手を出して爆笑を取るように、それを見習って、いつも出ていない座員やけど、茂造のツアーに回って、実は公演に出て大爆笑を取っているんだぞっていうのを見せたいなと思います。僕も言われますよ。「辻本、あいつでよう笑い取れるな。わしは無理やぞ」って。うまいこと作ったら絶対、どの座員でも笑い取れると思うんです。辻本チームはみんな一生懸命なんで、テレビでは見られない、いつも公演では大爆笑を取っているギャグを見られるところを楽しみにしておいてほしいなと思います。

――今回は、久しぶりの放送です。視聴者へのメッセージをお願いします。
辻本:はい。1年3ヶ月ぶりです。
今回は特にストーリーを細かく作っていないというか、一度細かく作ったんですが、台本を読んだらこれは70分ぐらいになると。これはちょっとあかんということで簡単なストーリーにして、やっぱりみんなのギャグを見せたいということで、どこを切り取っても笑えるような面白い新喜劇になっていますので、思いっきり笑って元気になってほしいなと思います

出演:辻本茂雄、島田一の介、平山昌雄、安尾信乃助、山田花子、小林ゆうほか新喜劇座員
「茂造の、ギャグ祭りじゃ~い!」作・演出手島英治
ホテルカゲツの新人アルバイトとして採用された茂造(辻本茂雄)。そこへ旅行にやってきたたかお物産の御曹司・信行(瀧見信行)と婚約者のゆう(小林ゆう)だったが、ゆうは浮かない様子。ロビーへやってきたシェフを見たゆうは、彼が元恋人の行人(生瀬行人)であることに気づく。ゆうは突然姿を消した行人を非難し、未練を吐露。行人がゆうの前から姿を消したのは、ゆうの父である一の介(島田一の介)に頼まれてのことだったと判明し、行人もゆうへの未練は絶ち切れていないと告白する。そんな中、ゆうの身に危険が迫り…。果たして、ゆうの運命はどうなってしまうのか!?(2025年10月11日、なんばグランド花月で収録)
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