動画配信サービス「Netflix」の人気シリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。最終章となるシーズン5・Vol.1(第1話~第4話)の配信が始まり、完結へ向けて動き出した。11月上旬、オンラインでスティーブ役のジョー・キーリー、ロビン役のマヤ・ホーク、ナンシー役のナタリア・ダイアー、ジョナサン役のチャーリー・ヒートンにインタビュー。本作への想いや現場での“最後の瞬間”について聞いた。
――シーズン5の脚本を読んだとき、最初に湧いた感情は?
【ジョー・キーリー(スティーブ役)】ワクワクしたよ。前のシーズンからずいぶん時間が経っていたし、脚本家のストライキの影響で6ヶ月遅れたこともあって、久しぶりに全員で本読みできた瞬間、胸が熱くなった。これから始まる撮影への期待感が込み上げてきたし、自分たちが心から愛してきた作品に、再び全力で向き合えることが何より楽しみだった。全員にとって、人生における大きな章の締めくくりとなるわけだから、とにかくそれに値する終わり方にしたいと思った。長い間応援し続けてくれて、一緒に大人になったファンのためにもそうするべきだと、少なくとも僕は感じていた。
【ナタリア・ダイアー(ナンシー役)】驚きの連続だったわ。というのも、前のシーズンの後、ダファー兄弟は物語がどう展開するのか口を固く閉ざしていたから。物語がどこから始まって、何が起きようとしているのか、脚本を読んで初めて「こうなるのね!」と知った時は、素直に「ワオ! すごい冒険が始まる」と思った。ダファー兄弟と脚本家チームが考えた物語に最初に触れる時というのは、いつもワクワクさせられるわ。
――80年代の時代の雰囲気をどう自分の演技に取り込みましたか?
【マヤ・ホーク(ロビン役)】80年代といえば、名作映画がたくさん生まれた時代で、特に高校生や若者が主人公の映画がたくさん出たきた時代でもあった。いわゆる“ティーン映画”が誕生した時代だったと思うの。
【ジョー】ジョン・ヒューズ監督作品とかね。
【マヤ】『ストレンジャー・シングス』には、80年代のティーン映画から影響を受けている部分がたくさんあるの。私自身、出演し始めた頃は『ブレックファスト・クラブ』のアリー・シーディからすごくインスピレーションをもらった。あの映画は、接点のなかった異なるタイプの高校生たちが、同じ時間を過ごすことで友情を育んでいくでしょう?その“ありえない組み合わせの仲間が絆を深める”感じは、『ストレンジャー・シングス』にも通じるところがあるし、それを現代風に進化させて、より大きな家族のようなつながりを描いている。だからこそ、みんなで一緒に成長できたと思っている。すごいことよね。これで質問の答えになっているかしら?
――素敵なコメントをありがとうございます。では、撮影中、“これで最後なんだ”と感じた瞬間はありましたか?
【チャーリー・ヒートン(ジョナサン役)】ホーキンス研究所のセットを取り壊した時とか、学校を取り壊した時とか。
【ナタリア】そうそう。「あのセットをこの後取り壊すから、見に行くなら今のうちよ」って言われるの。「解体したら、二度と見られない」と言われて、最後なんだって痛感したわ。
【チャーリー】撮影も最後のほうになると、そういうことが何度もあった。アトランタ州にあるScreen Gemsという撮影所で撮影をしていたんだけど、15~17のサウンド・ステージに巨大セットが組まれていて、全てのサウンド・ステージが稼働している状態だったのに、最後のほうになるとほとんどが空になっていて、2ヶ所しか残ってないことに気づいた時は、信じられなかったよ。どのサウンド・ステージにも活気に満ちていたのに、後半はどんどん空になっていって、「もしかして全部夢だったのかな」と思うくらい静かになった。仲間との別れも含め、すべてが“最後”だった」
――ジョーさんに質問です。スティーブというキャラクターは、あなたにとってどんな存在になりましたか?
【ジョー】自分にとっては近すぎる存在だから、客観的に語るのは難しい。彼は僕の一部であり、僕の直感から生まれた部分は多い。と言いつつ、今シーズンで改めて彼を演じていて、自分とは違う面もあるのがわかって面白かった。だから5年後に自分がスティーブというキャラクターにどういう感情を持つのか、今から楽しみだよ。僕が一番感じていることは、この役柄に巡り会えたこと、この作品で一緒に仕事をした人たち、そして自分がここまで打ち込むことができた役そのものに感謝の気持ちでいっぱいだってこと。
――マヤさんに質問です。ロビンを演じて、自分自身が変わった部分はありますか?
【マヤ】:ええ、ロビンを演じたことで確実に強くなれたと思うわ。役作りの過程で、自分自身のいろいろな側面と向き合わざるを得なかったの。ダファー兄弟は、俳優の仕草や話し方の癖に寄せて“あて書き”をすることがあって、そのせいで苦しい瞬間もあったのよ。例えば私が「どうしてロビンはこんなにおしゃべりなの?」って言うと、周りから「何言ってるの?あなた自身がすごくおしゃべりじゃない」って返されたりしてね。
ロビンを通して、まるで見たことのない自分を鏡越しに見せつけられているようだったわ。そのおかげで、自分では気づけなかった部分を受け入れられるようになったし、確かに成長もできたと思う。とくに、自分を卑下する癖を手放すことができたのは大きかった。

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