『考察する若者たち』3週連続で新書1位　三宅香帆氏作品が新書TOP3に2作【オリコンランキング】
三宅香帆『考察する若者たち』（出版社：PHP研究所／2025年11月18日発売） 画像（1枚）
　『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』（集英社）で「新書大賞2025」（中央公論新社主催）を受賞した、文芸評論家・三宅香帆氏の最新作『考察する若者たち』が、12月11日発表の最新「オリコン週間BOOKランキング」の形態別「新書」において、3週連続で1位を獲得した。週間売上は0.4万部で、累積売上は1.8万部となった。


　本作は、映画や漫画の解釈を深掘りする「考察記事」や「考察動画」が、なぜ流行するようになったのかを探る一冊。昭和・平成の作品批評の時代から、令和の“正解”を求める考察文化へと変化していった背景をひも解き、若者を中心に高まる「答えを得たい」という思考を読み解いていく。

　同ランキング3位には、同氏の『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』が、 2025年11月24日付から4週連続でTOP3入り。3週連続で三宅香帆氏の作品が新書TOP3に2作並んだ。

　11月28日発表「オリコン年間BOOKランキング 2025」の形態別「新書」においても、『「好き」を言語化する技術』が2位、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が5位を獲得し、年間新書TOP5に2作ランクインした。

「オリコン週間“本”ランキング」は「2008年4月7日付」よりスタート
「ビジネス書」「新書」は「2008年4月7日付」よりスタート
それ以外のジャンル別・形態別は「2010年5月24日付」よりスタート

＜クレジット：オリコン調べ　2025年12月15日付：集計期間：2025年12月1日～7日＞
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