笑福亭鶴瓶は村竹の母校・順天堂大学を訪問し、同級生で3000m障害日本代表の三浦龍司に取材。極秘取材のはずが練習中の村竹に見つかってしまうハプニングが発生したことが語られるとスタジオが笑いに包まれる。食事制限などアスリートらしくしっかり気を付けている三浦と違い、少食で「朝ごはんを食べるより寝ていたい」「オフの日は10時間ぐらい寝ているし、ゲームばかりしている」など23歳らしい私生活が語られていく。また、漫画も大好きで世界陸上で話題となった“スタート前のポーズ”をしていたのは自分の緊張をほぐすためにやっていたことも判明する。
スタジオでは実際に競技で使われるハードルを用意し、ハードル(106.7cm)の高さをMC2人も体感。“ハードル競技と出会ったキッカケ”“中学までで陸上を辞めようと思っていた過去”などが語られていく。高校進学後に陸上部の部長から誘われたので渋々ハードルを続けたら、今や日本記録保持者にまでなった村竹は「人生なにがあるかわからない」と笑顔で当時を回顧する。
そのハードル選手として人生の転機となった高校時代の恩師・中村先生夫妻に鶴瓶と藤ヶ谷太輔は取材を敢行。中村先生は「高校時代は痛かったらすぐに練習を休む、ある意味素直な子だった」と村竹を表現。“勝負飯をあえて作らない”“試合前には仮眠する”など世界を舞台に戦うアスリートならではのこだわりにも迫っていく。また、レース後の涙の会見について触れると村竹は「TBSに来るたびにこの映像が出るから恥ずかしい」と照れ笑いする一幕も。
そんな村竹のインタビュー映像をいじってくるという高校時代からの友人にも藤ヶ谷は取材を敢行。友人は競走馬の厩務員として働いていており、陸上選手と競走馬の共通点をそれぞれの目線で語り合っていることが明らかになっていく。
“世界を舞台に戦うモチベーション”“絶対にフライングしてはいけない一瞬の緊張感”。2021年の日本選手権でフライング判定で失格になり、東京オリンピックを逃した時の心境など、アスリートとしての葛藤についても赤裸々に語られていく一方で、“連絡を返すのが遅い”“競技以外は無神経”など私生活はズボラだと自ら明かす。

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