テレビアニメ『チェンソーマン 総集篇』と劇場版『チェンソーマン レゼ篇』(9月19日公開)が一夜で楽しめる初のオールナイト上映が、12月19日23時30分から全国5大都市5劇場で開催されることが決定した。あわせて主題歌・米津玄師「IRIS OUT」にのせてレゼが躍るダンス映像が公開された。


 上映会では、再編集されたTVシリーズ全12話と、原作の巻末エピソードを新規にアニメ映像化した「ちぇんそーびより」が収録された『チェンソーマン 総集篇』からスタート。死んだ父親の借金返済のためデビルハンターとして働く少年・デンジが、ある出来事をきっかけに悪魔の心臓を持つ「チェンソーマン」となり、公安対魔特異4課の一員として早川アキや血の悪魔・パワーらと共に悪魔と戦う姿が描かれる。

 物語はそのまま劇場版『チェンソーマン レゼ篇』に突入。レゼとの運命的な出会い、そして最強の敵・ボムとの壮絶な戦いまで、劇場のスクリーンにて一夜で堪能できる。

 さらにイッキ見上映の来場者は、デンジとレゼが夜の学校に忍び込みプールで一時の青春を過ごす、本編でも特に印象深いデンジとレゼのと、主題歌「IRIS OUT」にのせたOP映像より、ポチタが躍るかわいいシーンがデザインされたカード(3枚セット)が配布される。

 また、公開された映像では、主題歌・米津玄師「IRIS OUT」とシンクロするように、本作のタイトルロールであるレゼが、オリジナルダンスを披露。彼女の代名詞ともいえる「ボン!」というセリフに合わせて首元のピンを抜く仕草が見どころとなる。レゼダンスは、MAPPAのアニメーション制作で、米津玄師公式SNSアカウントから公開された。

 『チェンソーマン』は、チェンソーの悪魔・ポチタとともにデビルハンターとして暮らす少年・デンジが主人公で、親が残した借金返済のためド底辺の日々を送る中、デンジはポチタと契約し、悪魔の心臓を持つ『チェンソーマン』として蘇り、世の悪魔を狩るダークヒーローアクション。

 『週刊少年ジャンプ』で2018年12月より連載がスタートした同名漫画が原作で、コミックス累計3000万部を突破。唐突に明かされる謎や衝撃の展開が話題を呼び、「このマンガがすごい!2021」オトコ編1位にランクインする人気作品になっている。

 2020年12月14日発売の同誌にて第1部「公安編」が完結し、2022年7月より少年ジャンプ+にて第2部の連載がスタート。
2022年10月~12月にかけてテレビアニメが放送され、舞台化もされている。

 劇場版『チェンソーマン レゼ篇』は、ファンからの人気も高く、テレビアニメの最終回からつながる物語として映画化。主人公・デンジが偶然出会った少女・レゼに翻弄されながら予測不能な運命へと突き進む物語が展開される。
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